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接触の責任はグロージャンにあり? クビアト「最初は彼に腹を立てた」

アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは、バーレーンGPの1周目に突如進路を変更し接触してきたロマン・グロージャン(ハース)に対して最初は腹を立てていたが、炎上したのを見てすぐに容体を心配するようになったと語る。

Romain Grosjean, Haas F1, is taken away on a stretcher after his opening lap crash

Romain Grosjean, Haas F1, is taken away on a stretcher after his opening lap crash

Andy Hone / Motorsport Images

 F1バーレーンGPの1周目、スタート直後にその事故は起きた。ハースのロマン・グロージャンは、ターン3の立ち上がりでアウト側にいたが、前が詰まっていると見るや、右に進路を変更した。しかしそこにはアルファタウリのダニール・クビアトがおり、両者は接触。クビアトはそのまま走り続けたものの、グロージャンのマシンは大きくコースを外れ、ガードレールに激突することになった。

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 グロージャンのマシンはガードレールに激突した衝撃で真っ二つに分解。漏れた燃料に引火し、爆発するように燃え上がった。当初は安否が心配されたが、グロージャンは炎の中から自力で脱出。軽い火傷を負い、衝撃によって肋骨を骨折した疑いがあったことから、ヘリコプターで病院に搬送された。しかし命に別状はなかった。マシンがガードレールを突き破ったこと、そして上がった炎の規模を考えれば、奇跡とも言える結果だった。ハロを含め、今の安全基準がなければ、全く異なる結果につながっていた可能性もあった。

 グロージャンに接触される形となったクビアトは、事故が起きた瞬間は、グロージャンに対して腹立たしさを感じていたという。しかしリヤビューミラーで炎が上がったのを目にしたことで、感情が一転したと語った。

「恐ろしい瞬間だった」

 クビアトはそう語った。

「彼の姿が突然目に入ってきた。そして最初は、彼がああいう形でコースを横切ってきたことに、非常に腹を立てていたんだ。”いったい何をしているんだ”と思ったよ」

「でもミラーで火を見たとき、気持ちは一瞬で変わった。彼が無事であることを願ったんだ」

「ミラーで見た感じでは、大変なことが起きたと思った。でも、よかった。彼が大丈夫であることを嬉しく思う。正直に言って今回のことは、僕らがやっていることが危険であるということを、思い出させてくれた」

 クビアトの受難はこれでは終わらなかった。レース再開直後、今度はターン8でレーシングポイントのランス・ストロールと接触してしまったのだ。この事故でストロールのマシンは完全にひっくり返った形でストップ。レーススチュワードはこのクラッシュの責任はクビアトにあるとして、10秒のストップ&ゴーペナルティを科した。ただクビアトは、この裁定について不服であるようだ。

「この件について、スチュワードの見解を支持することはできない」

 そうクビアトは語った。

「僕には行くスペースはなかったと思う」

「僕はすでに、マシン全体をコース右側の縁石に乗せていた。彼は僕がそこにいることを知っていたはずなのに、まるで知らなかったかのようにターンインしてきたんだ。だから僕は、この裁定には少しばかり不服だ」

「2回目のスタートをうまく決めたのに、レースは台無しになってしまった。隊列には戻ることができたものの、このペナルティが全てを台無しにしたんだ」

 こちらも派手な事故だったにも関わらず、ストロールは無傷であり、自力でコクピットから脱出することができた。しかしストロール曰く、普通にターンインしただけで、何が起きたのかは何も見えなかったと語った。

「つまり、何も見えなかったんだ」

 そうストロールは語った。

「僕には彼のことは全く見えなかった。接触した時には、コーナーの途中だったんだ。だから、ただ残念だよ」

「モンツァ以来、僕は2ポイントしか手にできていない。チームとしてもランキング4番手につけているし、本当に良さそうな時期もあった」

「次に何をすればいいのか分からない。問題に集中して、不運に終止符を打つ必要がある。そして、前に進んでいくんだ」

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