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アルボンのレッドブル昇格は不満だった? クビアトが当時の心境を語る

ダニール・クビアトは昨年、チームメイトのアレクサンダー・アルボンがシーズン途中でレッドブルに昇格することを知った時、不満を感じたことを明かした。

Alexander Albon, Toro Rosso, and Daniil Kvyat, Toro Rosso

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 2016年、レッドブルのダニール・クビアトとトロロッソ(現アルファタウリ)のマックス・フェルスタッペンがシーズン途中ながら“トレード”されるという珍しい人事があった。クビアトはその後一時的にシートを失うも、2019年には再びトロロッソのシートを射止めたが、その年にまたもトレード人事があった。

 それはレッドブルのピエール・ガスリーをわずか12レースでトロロッソに戻し、代わりにルーキーのアレクサンダー・アルボンを昇格させるというものだった。ただこの時点でのトロロッソのふたりの成績を比較すると、クビアトはドイツGPでの3位表彰台をはじめ、入賞回数や獲得ポイントでアルボンを上回っていた。

 クビアトはF1公式ポッドキャスト番組『Beyond the Grid』の中でこの一件について語った。彼はこの決定にがっかりすることはなかったものの、それを聞いた当初は困惑し、不満を感じたという。

「確かに僕は納得していなかった」とクビアトは語った。

「その決定を聞いた時、完全に理解し、完全に同意したとは言えない。正しい決断に思えなかったのは確かだ」

「でも見方を変えれば、それは理に適ったものだった。僕は既にそこ(レッドブル)にいた経験のあるドライバーだし、新しい血、つまり若いドライバーが彼らには必要だった。レッドブルはそういうチームだからね」

「だから問題ないよ。数日後に僕はその決定を受け入れた。僕は自分のやるべきことを知っているし、それをやろうとしている。僕にとってはそれで十分なんだ」

 最終的にアルボンはレッドブルで安定したパフォーマンスを見せ、2020年も残留することが決まった。一方のガスリーも古巣で本来のポテンシャルを解放し、ブラジルGPでは荒れたレースで2位表彰台を獲得した。そういった意味では、このスワップは成功だったと言えるのかもしれない。

 クビアトはこれまで、レッドブル昇格、トロロッソへの降格、F1シートの喪失、そして復帰と、波乱万丈なF1キャリアを送ってきた。彼はそういった経験があるからこそ、自身が将来的にレッドブルに再昇格する可能性は否定できないと語った。

「不可能なことなんてない。何事にもノーということはできないんだ」とクビアトは語った。

「僕が学んだこと、それは、クヨクヨしたりボーッとしていてはいけないということだ。とにかく与えられた仕事に集中しなければいけないんだ」

「今レッドブルが僕に与えた仕事は、アルファタウリで出来る限りの結果を残すことだ。僕は今そこに焦点を合わせている」

「そして僕の人生が示しているように、十分な結果を残すことができれば、どんな道でも開けるんだ」

 

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