F1

ストロールのGTレース参戦は、アストンマーティンF1の不調も要因? 「少し気分を変えたかった」

アストンマーティンF1のランス・ストロールは、GTワールドチャレンジへのスポット参戦を決めた理由について、今季のF1での苦しい状況に陥っているからだと語った。

Rachit Thukral

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公開日時: 2026/04/10 3:18

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Lance Stroll, Aston Martin Racing

Lance Stroll, Aston Martin Racing

写真:: Jayce Illman / Getty Images

 4月11日〜12日に開催されるGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GTWCE)開幕戦に、アストンマーティンF1のランス・ストロールが参戦する。彼はこの決断に至った理由について、2026年シーズンのF1での苦戦があると語った。

 F1は3月末の日本GPのあと、中東2連戦が中止になった。その結果生じた春休み期間に、ストロールはGTレースへの参戦を決めた。ストロールにとっては、2010年代半ばに参戦したデイトナ24時間以来の久しぶりのスポーツカーレースであり、GT3マシンでレースを戦うのは初めてとなる。

 F1ドライバーの間ではGTレース参戦が最近話題で、特にニュルブルクリンク24時間レース参戦を決めたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がその中心となってきた。ストロールのGTWCE参戦はそれに続くものだ。

 ストロールは普段とは違う戦場に立つことを決めた理由について「少し気分転換をしたかった」と話した。

「デイトナ24時間は本当に楽しかったし、大好きなレースだ」と、ストロールは語る。

「それ以降はずっとF1に集中してきた。だけど今年は競争力のあるマシンにはなっていないし、そこにレースのない期間も生まれた」

「だから少し気分を変えたかった。違うマインドセットでブレイクを過ごしたかったんだ。ジャン=ミシェル(バエルト/参加するComtoyou Racingのチームオーナー)が柔軟に対応してくれて、1週間ほどで全て決まった。本当に感謝している。彼のおかげでこのレースに出られるんだ」

 今回ストロールが参戦するのは、18台が競うProクラスだ。ストロールはスポーツカーレースがより公平な競争環境を築いており、要素が噛み合えば現実的に勝利の可能性があると信じている。

 この週末の目標について尋ねられるとストロールは「楽しむことが第一だけど、これはレースだからね」と語った。

「F1では必ずしも勝つチャンスがあるわけじゃない。でもここでは、たとえ経験が少なくても、セットアップやフィーリングが噛み合えば勝てる可能性がある。それがF1にはあまりない要素で、僕にとって大きなモチベーションになっているんだ」

 なおストロールはフェルスタッペンとGTレースについて話をしたという。

「誰に連絡すべきかなどを話した。彼はすでにGTレースに関わっているからね。みんなGT3カーは好きだよ、楽しいから」

 そしてこのカテゴリーでのさらなる参戦について尋ねられたストロールは「身体的にも精神的にも問題なければ、今年中にもっとレースに出たい」と答えた。

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