アストン・ホンダ、バーレーンテストでもタイム・周回数共に伸び悩む。「僕らは4秒遅れている。素晴らしい状況には見えない」とストロール
ランス・ストロールは、F1プレシーズンテストで厳しい立ち上がりとなったことを受け、現状ではトップチームとは4秒の差があると表現した。
Lance Stroll, Aston Martin Racing
写真:: Glenn Dunbar / LAT Images via Getty Images
アストンマーティン・ホンダは、バルセロナのシェイクダウンテストでの出遅れから始まり、2026年シーズンを困難な形でスタートさせている。ランス・ストロールも、ライバルから大きく後れをとっていることを認めた。
新規則となった今季のF1に、エイドリアン・ニューウェイ設計のシャシー、そしてホンダ製のパワーユニット(PU)という新たなパッケージで臨むアストンマーティンだが、前途多難な立ち上がりとなっている。
1月に行なわれた5日間のシェイクダウンテストでは、4日目終盤になってようやくコースイン。今週のバーレーンテストで遅れを取り戻したいところだが、初日にはPUのデータ異常が発生し、各チームが100周以上を走破する中で40周未満の周回数に終わった。
初日の走行を担当したストロールは、ライバルに対して約4秒の差があると語る。
「今僕たちはトップチームから4秒か4.5秒くらいは遅れているように見える」
「みんながどんなことをしているか、どのくらいの燃料搭載量かは分からない。でも今は4秒分のパフォーマンスを見つけなければいけない」
初日にストロールが記録した自己ベストタイムは1分39秒883で、トップから5秒遅れ。2日目にはフェルナンド・アロンソが1分38秒248をマークしたが、こちらもトップタイムとは4秒の開きがあり、タイムシートの下位につけた。
ストロール自身も指摘するように、テスト特有の条件差があることは確かだ。それでも、ホンダとニューウェイの加入で大きな期待が寄せられていたアストンマーティンにとって、望ましいスタートではない。
また、チームは巨額の投資によって最新鋭の設備も導入しているが、最新風洞の本格稼働が遅れたことにニューウェイの合流が遅れたことも重なり、ニューウェイ曰く2026年マシンの開発プログラムの開始が他と比べて4ヵ月ほど遅かったという事情もある。
ストロールも「僕たちには優勝やチャンピオンを争えるツールが揃っている」と認める一方で、「でも今はそういう状態じゃないから、何ができるかを考えなければならない」と話した。
また、現状優勝争いができる状態かという問いには「そうは見えない」と回答。それは将来的にも優勝争いができそうにないということかと問われると、「いいや、できると思っている」と返した。
「僕は占い師じゃないから先のことは分からないし、それは開幕前から同じだ。とにかく今はこういう状況なんだ。素晴らしい状況には見えない」
「今言えるのは、僕たちは全力で取り組んでいるということ。毎日、毎秒、マシンとエンジンのパフォーマンス向上に集中している。開幕戦やシーズン全体でどれだけ競争力を持てるかは、時間が教えてくれるだろう」
ストロールは問題点について「いくつかの要素が組み合わさっている」と指摘。「エンジン、バランス、グリップ」を挙げた。そして、ポジティブな点を問われると短くこう答えた。
「カラーリングはいいね」
なお、テスト2日目はアロンソが98周を走破。11チーム中8番目の走行距離ということになったが、初日の倍以上の周回を重ねることができた。
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