ノリス、マクラーレンのスタートタイヤ選択を擁護「結局は間違っていたけど、僕たちがやったことには正当な理由があった」
ランド・ノリスは、F1カナダGPでインターミディエイトをスタートタイヤに選んだマクラーレンの戦略を擁護した。
Lando Norris, McLaren
写真:: Sam Bloxham / LAT Images via Getty Images
マクラーレンのランド・ノリスは、F1カナダGP決勝をインターミディエイトタイヤでスタートするという賭けに出たチームの判断を擁護し、最終的には裏目に出たものの、その決定は正当な理由に基づいていたと主張した。
カナダGPはスタート直前ににわか雨が降ったことで、各チームのスタートタイヤ選びが難航。グリッドの大半がスリックタイヤを選択したのに対し、マクラーレンは2台にインターミディエイトタイヤを履かせた。
3番グリッドからスタートしたノリスはそのチャンスを活かし、一気に首位に立つと、オープニングラップで2秒のアドバンテージを築いた。しかし、雨脚は強まらず、ピアストリは1周目、ノリスも2周を終えたところでピットインを余儀なくされた。
最終的に信頼性の問題でレースをリタイアした後、メディアの取材に応じたノリスは、インターミディエイトタイヤでスタートするという決断について、そしてそれが間違った選択だったと気づいた時点について語った。
「おそらく(速かったのは)ウォームアップラップの時だけだったと思う」と彼は語った。
「その頃には雨も少し止んでいたと思うので、今思えば、あれは間違った判断だった。確かにそのラップは良かったし、トラブルも避けられた。後ろで何か起こっていたら、もっと良い結果になっていたかもしれない。でも、結局は間違った判断だった」
「でも僕は自分の判断が悪かったとは考えていない。僕たちがやったことには正当な理由があった。目標に向かって突き進み、それを貫き通せたことを嬉しく思う。時にはうまくいかないこともあるけど、それが現実だ。だから、僕たちはそれを受け止め、そこから学ぶ」
Lando Norris, McLaren
Photo by: Alastair Staley / LAT Images via Getty Images
ノリスは、自身が好スタートを切ったのは、スリックタイヤを履いたドライバーたちがグリップに苦戦していたことを示していると主張した。
「単純に、グリップがずっと良かったんだ」とノリスは説明した。
「最初のうちは路面が滑りやすかったことが分かるし、オープニングラップを終えたところでは2秒の差がついていたので、あのタイヤを選んだのは愚かなことではなかった。路面が乾いてきて、もちろんタイヤの温度が少し上がったら、彼らにとって有利になったわけだ」
「あと1%くらい雨が降っていたり、小雨が降っていたりすれば、もっとずっと都合が良かっただろう。そういうことも含めて今日は何もかもうまくいかなかった。気温を考えると、どちらにしてもペースが特別良いとは思えなかったし、結局リタイアに終わってしまったので、ちょっと不運だったね」
ノリスは「ウォームアップラップの時点で、セーフティカーが出動したり、そういう事態になる可能性が非常に高いと考えていた」と付け加えた。
「コース上に留まっていても、セーフティカーによるロスは10秒だ。僕は2秒リードしていたし、セーフティカーが出動して全員が差を縮めていたとしても、新しいスリックタイヤでコースに戻れば、おそらくトップ10以内、いやそれ以上のポジションで走れたはずだ。いや、もしかしたらそれ以上のタイムが出せたかもしれない」
「そこから多くの良いことにつながる可能性があったのに、どれも実現しなかった。良いスタートと最初のラップを除けば、今日はただ運が悪かっただけだった。残念だ」
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