ランド・ノリス、ベルギーGPで10グリッド降格ペナルティに。パワーユニットの上限超過のため
マクラーレンはF1ベルギーGPでメルセデスPUの新しいコンポーネントを投入。その結果、ランド・ノリスがグリッド降格ペナルティを受けることになった。
マクラーレンはF1ベルギーGPでパワーユニット(PU)の新しいコントロールエレクトロニクスを導入するが、ランド・ノリスのマシンは規定の3基を超える4基目の投入となるため、グリッド降格ペナルティを受けることが決まった。
ノリスは今シーズン、序盤戦からPUトラブルに見舞われてきた。そのため早い段階から、使用可能なPUコンポーネントの数が上限に達しつつあった。
そしてベルギーGPでは、メルセデスがマクラーレンにも信頼性向上が見込めるアップデート仕様を提供することになった。その結果、マクラーレンはランド・ノリスに4基目、オスカー・ピアストリに3基目のコントロールエレクトロニクスを割り当てた。これによりノリスが割り当ての上限を超過するため、ベルギーGPでは10グリッド降格処分を受けることになった。
マクラーレンの説明は以下の通り。彼らは、追い抜きが比較的容易なスパ・フランコルシャンであれば、ノリスがペナルティによる不利を取り戻しやすいと判断し、このタイミングでの交換を決断したと説明している。
「マクラーレンは今週末のスパでカーナンバー1(ノリス)に4基目のコントロールエレクトロニクスを搭載する。これにより年間使用上限を超えるため、決勝で10グリッド降格のペナルティを受ける」
「日本GPで投入し、マイアミGP以降すべてのセッションで使用してきたコントロールエレクトロニクスは、問題なく機能していた。しかし、メルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインズは、その後、新仕様のパワーエレクトロニクスに信頼性向上策を実施した」
「その改良版のアドバンテージを活かすには新しいユニットを投入する必要があり、ランドには10グリッド降格のペナルティが発生する。我々は、ハンガリーGPやオランダGPではなく、オーバーテイクが比較的しやすいベルギーGPでこのペナルティを消化することを選択した」
「この4基目のコントロールエレクトロニクスは、シーズン終了まで使用する予定だ。信頼性を最大限高めつつ、ランドに科されるスポーツ面でのペナルティを最小限に抑えることを目指している」
またマクラーレンは、メルセデスの最新仕様となる内燃エンジン(ICE)も手に入れることになる。信頼性向上が図られたこの新仕様は、メルセデスがオーストリアGPで先行投入し、カスタマーチームではアルピーヌとウイリアムズがイギリスGPから使用を開始していたが、マクラーレンは今回ようやく導入することになった。
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