マクラーレン、レースペースの優位性は消えた? ノリス「今は少し離されている」
ランド・ノリスは、マクラーレンがF1の2026年新ルールの下で、2025年に持っていたロングランペースの優位性を維持できない可能性が高いと語った。
Lando Norris, McLaren
写真:: Steven Tee / LAT Images via Getty Images
ランド・ノリスは、マクラーレンが2025年に持っていたロングランペースにおけるアドバンテージを今季は享受できない可能性が高いと説明。2026年シーズンに対する期待を抑えた。
マクラーレンは昨シーズンの大半を圧倒的な強さで制し、ダブルタイトルを獲得した。しかし2026年に新たなレギュレーションが導入されたことで、自分たちの立ち位置は変わるだろうとノリスは考えている。
バーレーンでの記者会見でマクラーレンが同じようなアドバンテージを持つと思うかと問われたノリスは、「現時点で見ている限りでは、ノーだ」と答えた。
「昨年はペース面でのアドバンテージがあった。だからレースに臨む時は、よりゆっくり走ることが出来たんだ。状況が変われば、スピードを上げることもできた」
「今は少し離されている。だから、他のチームのレースペースに合わせるには、もう少しプッシュする必要があり、そうするとデグラデーション(タイヤの性能劣化)が大きくなる」
「完全にではないけど、強みがいくつか残っているのは確かだ。昨年の強みだったところで、今季もそうあり続ける部分はある。しかし、バランスをうまく取るには、まだ多くの作業が必要だ」
「昨年のマシンは非常にうまく機能していた。理解するのは難しかったが、うまく機能していた。今のところ、このマシンはまだほんの始まりに過ぎない」
「だからその点については引き続き検討していく。もちろん、僕はそうなる(レースペースのアドバンテージを取り戻す)ことを望んでいる。なぜなら、予選で結果が悪かった場合でも、日曜日は良い結果を残せることが分かっていたからだ。それは常に楽しみだったからね」
「チームはあらゆる分野で懸命に取り組んでいる。レースペースやタイヤ冷却など、あらゆる要素を含む。しかし現時点では、ほとんどの分野で改善が必要だ」
Lando Norris, McLaren
Photo by: Simon Galloway / LAT Images via Getty Images
ノリスはチームメイトのオスカー・ピアストリやレッドブルのマックス・フェルスタッペンと激しい争いを繰り広げた後、2025年に初のドライバーズチャンピオンを獲得した。
彼はふたたびチャンピオンシップを勝ち取ることができると自信を持っている一方で、今シーズンは彼とチームにとって状況が変わるかもしれないという現実的な見方もしている。
「もちろん、そうしたいね。正直なところ、責任感は感じていないけど……人生には常に責任はつきものだけどね」
タイトル防衛への責任について問われ、彼はそう語った。
「だけど僕はそれを守り、継続するために最善を尽くすつもりだ。だが、新たなシーズンには数多くの新たな挑戦が待ち受けている。だから、単に昨年から続けて『また同じことだ』と言えるほど単純な話ではない」
「現時点で僕たちが目にする限り、もう少し競争力を高め、初戦に自信を持って臨むためには、マシンをかなり改善する必要がある。でも自信はある。今まで以上に調子が良いと感じている」
「確かに、昨年チャンピオンシップを制した経験が自信を与えてくれた。一度成し遂げた経験があるからこそ、再びできると信じられる。これは心強いことだ」
「とはいえ長いシーズンだ。僕は自分の役割を確実に果たす。チーム一丸となって、再び優勝する最高の機会を掴むために全力を尽くす」
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