F1で3年目を迎えるラティフィ、新規則導入の2022年に大事なのは「柔軟性と適応力」
ウイリアムズのニコラス・ラティフィは、F1に新たなレギュレーションが導入される今年は、柔軟性と適応力が進歩のための鍵になると考えている。
Nicholas Latifi, Williams
Williams F1
2021年にF1デビュー2シーズン目を過ごしたニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)は、着実な成長を見せ、特に予選ではチームメイトであったジョージ・ラッセルに近付く速さを見せた。
決勝でも、ハンガリーGPでは7位に入ってF1初ポイントを獲得。ベルギーGPでも9位に入った。そして2022年もウイリアムズのシートを保持し、元レッドブルのアレクサンダー・アルボンとコンビを組む予定だ。
「(2021年に)学んだ最大の教訓は、状況やマシンの取扱い方について、柔軟に適応できることがいかに重要かということだ」
ラティフィはそう語った。
「マシンが好みのモノではない時には特にね。それは、色々な人が2022年のマシンについて言っていることに当てはまると思う。今年のマシンは、ドライブするのが難しい可能性があるからね」
「ドライバーとして適応することは、手にしていなければならない最も重要なスキルのひとつだと思う。マシンがどう動くのかを正確に予測できない場合もあるし、コースのコンディションがどうなっているのか分からないこともある……色々なことが思い通りにいかない場合もあるんだ」
「適応力は、おそらくもっとも重要なことだ。特にF1では、常に完璧というモノはない。マシンはどんな時だってもう少し良くなる可能性があるし、ドライビングだってもう少し良くすることができるかもしれない。好みではなかったとしても、ドライビングの面で適応する必要があるだけなんだ」
「ジュニアカテゴリーでも、同じようなことを経験した。だから、新しいことではないかもしれない。実際にコースを走った経験から、おそらく僕の中の何かを叩きのめしたのかもしれない」
そう語るラティフィは、2021年シーズンには順調な進歩を遂げることができたと信じており、その勢を今シーズンにも続けていくことができると語る。
「1年目から2年目に進んだ時はいつでも、特にF1では、様々な面で大きな改善と前進があるモノだと思う」
「ドライビングの面だけではなく、F1の環境、チームの環境に慣れるということもある。ジュニアカテゴリーでは必ずしも経験することができないF1での様々なことに対して、より慣れているからね」
「そのことは、常にタイムで証明されるわけではない。僕らが今いるポジションにおいて、今のところタイムはそれほど重要なことじゃない。大事なのは自分自身に対する自信、チームに対する自信だ。そしてチームが進むべき方向性を見出していかなきゃいけない。とてもエキサイティングな時間を過ごしているよ」
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