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ニキ・ラウダ、インフルエンザから回復し退院

インフルエンザとみられる感染症により入院していたニキ・ラウダが、退院の許可を得たことが分かった。

Niki Lauda, Non-Executive Chairman, Mercedes AMG

写真:: Steve Etherington / Motorsport Images

 3度F1チャンピオンに輝き、最近ではメルセデスの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは、クリスマス休暇をイビサ島で過ごしていた際、インフルエンザのような感染症にかかってしまった。

 そのためラウダは、昨年夏に肺の移植手術を受けたウィーンのAKH病院に入院。移植した肺に悪影響がないことを確認するため、集中治療室に入った。

 しかし、ラウダは順調に回復。担当医であるウォルター・クレペトコ医師はオーストリアのAPA通信社に対し、ラウダに対して退院の許可を与えたことを明かした。

 クレペトコ医師曰く、インフルエンザによってラウダの生命が脅かされることはなく、人工呼吸も必要とされなかったという。そしてラウダが集中治療室に入れられた理由は、弱まった免疫システムを密に監視する必要があったからだと説明した。

 ラウダは肺移植から回復の途上にあり、昨シーズン終盤戦はサーキットに姿を見せることはできなかった。今季開幕戦のオーストラリアGPを訪れることができるかどうかは、まだ明らかになっていない。

Additional reporting by Rebecca Friese

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