ローソンとベアマンのバトルは“喧嘩両成敗”。ストレートでの押し出し、ターン4の接触でぞれぞれ非があるとしてスプリント結果に5秒加算
サンパウロGPスプリントでのリアム・ローソンとオリバー・ベアマンのインシデントは、ふたりに非があるとして共にペナルティの裁定が下った。
写真:: Hector Vivas / Getty Images
F1サンパウロGPのスプリントレース1周目には、リアム・ローソン(レーシングブルズ)とオリバー・ベアマン(ハース)が接触した。スチュワードは一連のバトルについて審議を行ない、ふたりにペナルティを科した。
ふたりはそれぞれ、ターン3立ち上がりとターン4で起きた別々のインシデントに対して罰則を受けた。
ターン3の立ち上がりでは、ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)を抜きあぐねて一歩引いたベアマンが、進行方向左側にマシンを寄せた。ただその時、ちょうどその左側のスペースを埋めようとしていたローソンが、ベアマンに押し出されるような形で濡れた芝生にタイヤを落とした。
そしてターン4の進入ではローソンが依然としてベアマンの左側にいたが、ここで両者は接触。ベアマンのマシンはスピンした。
ローソンは、ベアマンに芝生まで押し出されて左側のタイヤが濡れてしまったことで、ターン4で止まりきれなかったのだと説明した。
「彼(ベアマン)はターン3でコースを外れて勢いを失った。僕は彼の左側に行ったけど、彼はコースを横切る形で僕を芝生に押し出した」
ローソンはそう説明する。
「ターン4に差し掛かると、僕は左のタイヤが濡れてしまっていて止まらなかった。結局レースの結果には影響しなかったけど、フロアには大きなダメージがあり、マシンの調子を確かめることができなかった」
審議では、ベアマンがローソンを芝生に追いやる形となって「不必要なリスクを生んだ」として、この動きが国際競技規則の「危険なドライビング」に該当すると判断された一方、ローソンも十分に並びかけられていない状態でベアマンをスピンさせた責任があるとされた。
これを受けて、ベアマンとローソンには共にスプリントの最終結果に対して5秒加算ペナルティが科された。通常、ローソンのような接触を引き起こしたケースでは10秒ペナルティが妥当とされているが、スチュワードは路面のグリップの低さを考慮し、情状酌量の余地があると判断したと説明している。5秒加算の結果、ベアマンは12位で変わらず、ローソンは13位から16位に降着した。
また、両者にはペナルティポイントも1点ずつ付与された。1年間で12点を貯めてしまうと出場停止になるが、直前に2点分が失効していたベアマンは累積9点、ローソンは累積8点に達した。
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