各車抜群の信頼性! F1プレシーズンテスト初日のチーム/PU別走行距離分析
F1プレシーズンテスト データ分析|スペインのカタルニア・サーキットで始まった、F1プレシーズンテスト。その初日、全チームがいきなり100周以上を走破するなど、抜群の信頼性を見せた。チーム/パワーユニット別の走行距離データを分析する。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
2020年のF1テストがついに始まった。その初日、最速タイムをマークしたのはメルセデスのルイス・ハミルトン。ただそのラップタイムだけで、勢力図を判断するのは、この段階では実に難しい。
しかしその一方で、何周走ることができたのか……そのデータは、信頼性を推し量る上で重要な情報源となる。
テスト初日の走行距離を見てみると、全てのチームが100周以上を走破。しかもコース上でストップするマシンもなく、一度の赤旗も出ずに走行セッションが終了した。総じて、各チームとも素晴らしい信頼性を証明したと言えるだろう。
そんな中でもメルセデス、レッドブル、マクラーレンの3チームは、約2.5レース分以上の距離を走破。アルファロメオ、ウイリアムズ、フェラーリも、2レース分の距離をいきなり走ってみせた。
各チーム、各パワーユニットが初日にどれだけ走行したのか、データでまとめると下記のようになっている。
チーム別走行距離
チーム | 周回数 |
レース距離換算 (1GP=66周) |
---|---|---|
メルセデス | 173 | 2.62レース分 |
レッドブル | 168 | 2.55レース分 |
マクラーレン | 161 | 2.44レース分 |
アルファロメオ | 138 | 2.09レース分 |
ウイリアムズ | 136 | 2.06レース分 |
フェラーリ | 132 | 2.00レース分 |
ルノー | 118 | 1.79レース分 |
アルファタウリ | 116 | 1.76レース分 |
レーシングポイント | 108 | 1.64レース分 |
ハース | 104 | 1.58レース分 |
パワーユニット別走行距離
パワーユニット | 総周回数 | 周回数平均/台 |
レース距離換算 (1GP=66周) |
---|---|---|---|
メルセデス | 417 | 139 | 6.32レース分 |
フェラーリ | 374 | 125 | 5.67レース分 |
ホンダ | 284 | 142 | 4.30レース分 |
ルノー | 279 | 139.5 | 4.23レース分 |
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