F1 スペインGP

フェラーリで内紛勃発? ルクレールがサインツJrを痛烈批判「タイヤを労わる戦略だったのに……彼は派手なことをしたかっただけだろ?」

フェラーリのシャルル・ルクレール曰く、F1スペインGPのレース序盤はタイヤをマネジメントするという戦略だったものの、チームメイトのカルロス・サインツJr.はそれを無視して、ルクレールを攻め立ててきたという。

Carlos Sainz, Scuderia Ferrari, Charles Leclerc, Scuderia Ferrari, in Parc Ferme

Carlos Sainz, Scuderia Ferrari, Charles Leclerc, Scuderia Ferrari, in Parc Ferme

写真:: Simon Galloway / Motorsport Images

 F1スペインGPの決勝レースを5位でフィニッシュしたフェラーリのシャルル・ルクレールは、チームメイトのカルロス・サインツJr.がチームの指示に従わなかったとして憤慨している。

 フェラーリ勢はグリッド3列目からスタート。レース中にはタイヤ交換のタイミングなどでポジションが浮き沈みしたものの、終わってみればルクレール5位、サインツJr.6位と、スタート時と同じポジションでフィニッシュした。

 しかしレース序盤には、フェラーリ2台がコース上で直接バトルを繰り広げるシーンもあった。3周目のターン1で、サインツJr.がルクレールをアウト側からオーバーテイク。その際、ルクレールのフロントウイングの左側は、サインツJr.の右後輪と接触。サインツJr.はコース外を走ったものの、オーバーテイクを完了させた形となった。

 これに憤慨するのはルクレールだ。ルクレールはこの接触により、自分のレースは難しくなったと発言。サインツJr.は、来季の契約交渉の重要な局面にあるため、母国レースで印象的な走りをしようと躍起になっていただけだと非難した。

「レース序盤には、ふたりともタイヤを労って、後で攻撃に出るという明確な作戦があったんだ」

 そうルクレールは説明した。

「カルロスはターン14でタイヤを温存しなかったから、ターン1で僕をオーバーテイクするチャンスがあった。それでお互いにタイムを失ってしまったから、少し残念だよ」

「カルロスがターンしてきた時、僕がイン側にいることに気付いていなかったようだ。それで接触してフロントウイングにダメージを負ってしまったため、僕のレースは難しくなった」

「レース前には、序盤はセーブしなければいけないとハッキリ言われていたんだ。なのになぜあんなことをするのか、理解できない」

「不必要なことだと思うけど、彼にとっては母国レースだし、キャリアにとって重要な局面でもあるから、ちょっと派手なことをしたかったんだと思う。でも、僕はおそらく、それをするのに適した相手ではなかったと思うよ」

 ただルクレールは今回のフェラーリについて、メルセデスに対抗して表彰台を争うだけの力はなかったと語った。サインツJr.も、このルクレールの見立てには同意している。

 サインツJr.は第1スティントを早々に切り上げてミディアムタイヤに交換し、アンダーカットする作戦を採り、最後のスティントではハードタイヤを履いたが、最終結果に影響を及ぼすことはなかった。

「表彰台を争うだけの力はなかった。早めにピットストップしてアンダーカットし、その後ミディアム、ハードと繋いだけど、今日それは明らかに報われなかった」

 そうサインツJr.は語った。

「今日のタイヤ選択は遅すぎた。ソフト、ミディアム、ソフトと繋いだ他のドライバーは、明らかに速かった。ただそれが報われなかっただけだ」

「レースではラッセルの真似をしたと思うけど、僕の方が1周につきコンマ1秒かコンマ2秒遅かった。シャルルはハミルトンと同じような戦略をとったが、やはり同じように遅かった」

「そしてレッドブルとマクラーレンは、明らかに一歩リードしている。だから、最高の週末ではなかったね」

 

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