ルクレール、チームオーダー無視によるベッテルとの関係悪化を否定

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ルクレール、チームオーダー無視によるベッテルとの関係悪化を否定
執筆:
2019/04/12 8:53

シャルル・ルクレールは、バーレーンGPの序盤でチームの指示を無視してセバスチャン・ベッテルをオーバーテイクした理由を説明した。

 フェラーリのシャルル・ルクレールが、前戦バーレーンGPで、チームからの指示を無視してレース序盤にセバスチャン・ベッテルをオーバーテイクした理由について語った。

 ルクレールは、F1バーレーンGPの予選でポールポジションを獲得したが、決勝ではスタート直後にチームメイトのベッテル、バルテリ・ボッタス(メルセデス)にかわされ3番手に後退。しかしボッタスをすぐに料理すると、速いペースでトップを走るベッテルに迫っていた。

 チームはルクレールに「あと2周そのままの順位でいてくれ」という指示を無線で行なったものの、ルクレールはそれに従わず、翌周のターン1でベッテルをオーバーテイクした。

 当時の状況について質問を受けたルクレールは、開幕戦のオーストラリアGPで彼がベッテルの後ろにとどまるという指示に従ったことを引き合いに出した。

「僕がオーストラリアで示したように、チームの方針は極めて重要だ。ただ、今回のような状況では、僕のペースにかなりのアドバンテージがあったように思った」

「だから僕はストレートでチャンスを得た時、安全にパスをしてそのままトップを走った」

 チーム代表のマッティア・ビノットは、シーズン序盤ではルクレールよりベッテルを優先する旨の発言をしていた。しかしルクレールは、バーレーンの週末を通してベッテルを上回る速さを見せていた。

 ルクレールがチームの指示に従わなかった件についてコメントを求められたベッテルは、その無線を聞いていないと前置きした上で、ルクレールの決断には“驚かない”と答えた。

 ベッテルは次のように語った。

「あの時点で彼がかなり速いことは明らかだった」

「彼を次のストレートで抜き返すこともできたかもしれないが、バトルをすることは僕にとっても彼にとってもタイムをロスすることになると判断した」

「そもそも僕はその日、自分の思う通りに走れていたわけではなかったので、そういう点でも彼のレースを台無しにするような真似はしなかった」

 またルクレールは、今回の一件で4度のワールドチャンピオンに輝いたベッテルとの関係に変化が起こることは“一切”なかったと主張した。

「レースの最初から最後まで、僕たちはお互いに勝ちたいと思っている。どのチームにとっても、同じマシンに乗っているチームメイトに勝ちたいと思うのは普通のことだと思う」とルクレールは語った。

「一方で、トラック上では競い合いながらも、マシンを降りれば共に協力することで、互いに歩み寄ることができると思う。それはチーム、そしてマシンの進歩のためにも極めて重要なことだ」

「そう、だから僕たちは歩み寄ることができていると思うし、関係は何も変わっていない」

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シリーズ F1
イベント 第2戦バーレーンGP
サブイベント Race
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チーム フェラーリ 発売中
執筆者 Valentin Khorounzhiy
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