F1 モナコGP
「フェラーリはあまりにも多くのミスをした」ルクレール、母国モナコで失意の4位
フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1モナコGPをポールポジションからスタートしながらも4位という結果になったことを、「ミスが多すぎた」と語った。

Haydn Cobb
編集: 2022/05/30 10:42
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

母国モナコGP初優勝を目指し、ポールポジションからスタートしたフェラーリのシャルル・ルクレールは、最終的に4位でのフィニッシュとなった。この結果についてルクレールは、チームは「あまりにも多くのミスを犯した」と嘆く。
ルクレールはレース前半、ウエットコンディションの中では先頭を走り、後続を引き離していった。しかしコースは急激に乾きはじめており、早々にインターミディエイトタイヤに履き替える中、フェラーリ陣営はウエットタイヤから直接ドライタイヤに乗り換えるべく、スティントを延ばした。
しかし、レッドブルのセルジオ・ペレスが先にインターミディエイトタイヤに履き替える。ルクレールも2周後にこれに応じたが、結果的にはペレスに先行されてしまう。
ルクレールのチームメイトであるカルロス・サインツJr.はウエットタイヤでの走行を継続。この時点でフェラーリは1-3番手だった。
21周目にフェラーリ勢は、レッドブルよりも早くドライタイヤに履き替える選択し、サインツJr.をまずピットに迎え入れる。ルクレールにも一旦ピットインの指示が出るが、チームは一転ステイアウトを指示……しかし時すでに遅し。ルクレールはピットレーンに進入してしまっていた。
ルクレールがピットボックスにたどり着いた時には、まだサインツJr.が作業中。少しばかり待たなければならなかった。
翌周にはレッドブル勢もダブルピットストップを行なったが、コースに復帰した時にはマックス・フェルスタッペンがルクレールの前に。ルクレールはこれで4番手となった。
その後ルクレールはフェルスタッペンにプレッシャーをかけたがオーバーテイクには至らず、結局4位でのフィニッシュ。チャンピオンを狙う上で、痛手とも言える結果となった。
ルクレールは今回のモナコGPで、チームが戦略を決める上であまりにも多くのミスを犯していると指摘した。
「時にはミスが起きる時もある。でも今日は全体的に、あまりにもミスが多かった」
ルクレールはSkyスポーツそう語った。
「こういうコンディションの時は、ドライバーとしては他の人たちやドライタイヤはインターミディエイトタイヤを履いてどんな風に走っているのか分からない。だから、チームが見られる状況に依存する部分が大きいんだ」
「ウエットタイヤから直接スリックに切り替えるか……そう尋ねられたから、僕は『そうだね。でも今じゃない……もうちょっと後にしよう』と言った。でも、チームがどうして、気が変わってインターミディエイトタイヤを使うことにしたのかは分からない」
「僕はそれで(ペレスに)アンダーカットされてしまい、次のピットストップではカルロスの後ろで待つことになった。ミスが多すぎる。こういうことを繰り返す余裕はないよ」
今年のフェラーリとルクレールは、タイトルを争う立場である。そのため今回のようなミスは、昨年までと比べて重大な結果に繋がると感じていると語った。
「今回のことは、これまでの数年と同じように厳しかった。だからそれに慣れていて、がっかりして家に帰るよ。でも特に今の僕らが置かれている状況を考えれば、こういうことを続けることはできない」
そうルクレールは言う。
「今の僕たちは非常に強く、ペースも強い。このチャンスを活かさなきゃいけない。こういう形で多くのポイントを失うわけにはいかないんだ。先頭から2番手に落ちたわけじゃなく、先頭から4番手まで転げ落ちてしまったんだ。最初のミスの後、もう一回別のミスをしてしまった」
「僕のチームを愛しているし、僕らは強くなって戻ってこられると確信している。でも、今回のことは非常に痛手だ」
なおルクレールは昨年まで、FIA F2時代も含めてモナコでは一度もチェッカーを受けたことはなかった。今回は失意の4位とはいえ、母国モナコで初めてレースを走り切ることができたのだった。
Read Also:
- フェラーリの抗議は却下! ペレス&フェルスタッペンは「ピット出口のライン”越えていない”」と判断
- セルジオ・ペレス、涙のモナコ初優勝「メキシコがこの勝利を誇りに思ってくれるといいね!」
- 【YouTube生配信】モナコGPを振り返る……浜島裕英とF1トーーク!|motorsport.cast #6
- アロンソ、ハミルトンを苛立たせた”スロー走行”作戦を説明「僕の問題じゃないよ」
- シューマッハー、雨上がりのモナコで”マシン真っ二つ”のクラッシュ「とっても奇妙な感じだった」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 たった2秒が遠かった……サインツJr.、ペレスに及ばず悔しいモナコ2位「周回遅れでロスしなければ勝てたはず」
次の記事 F1モナコGP、赤旗中断中に停電発生。スタートシステムの不具合で、スタンディングスタート不可に
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Haydn Cobb

アルピーヌ、ガスリーのポール・トゥ・ウィンに向け強気「目標は勝利。誰かに遠慮する必要はない」
F1
F1
イタリアGP
7 日前
アルピーヌ、ガスリーのポール・トゥ・ウィンに向け強気「目標は勝利。誰かに遠慮する必要はない」

今年は長期契約&残留ラッシュ! F1ドライバーの契約期間を改めておさらい
F1
F1 12 日前
今年は長期契約&残留ラッシュ! F1ドライバーの契約期間を改めておさらい

ラッセルもPU交換ペナルティは避けられない? メルセデスはタイミング検討中
F1
F1
イタリアGP
13 日前
ラッセルもPU交換ペナルティは避けられない? メルセデスはタイミング検討中

More from
シャルル ルクレール

モンツァで大クラッシュのルクレールは大事をとって“ADUO1”旧仕様フェラーリPUに載せ替え。ハミルトン車の“ADUO2”との性能差は?
F1
F1
スペインGP
1 日前
モンツァで大クラッシュのルクレールは大事をとって“ADUO1”旧仕様フェラーリPUに載せ替え。ハミルトン車の“ADUO2”との性能差は?

フェラーリ、F1初開催マドリンクで事前に走行も「ほとんどアドバンテージはないだろうね……」
F1
F1
スペインGP
2 日前
フェラーリ、F1初開催マドリンクで事前に走行も「ほとんどアドバンテージはないだろうね……」

イタリアGPでのバトルでピリつくフェラーリ内……ルクレールの元同僚サインツJr.「僕たちの時はいつもふたりの間で解決していた」
F1
F1
スペインGP
2 日前
イタリアGPでのバトルでピリつくフェラーリ内……ルクレールの元同僚サインツJr.「僕たちの時はいつもふたりの間で解決していた」
最新ニュース

角田裕毅のF1スペインGPは、スタート直後に全て終わる「できることは、何もなかった……楽しくなかった」
F1
F1 F1
スペインGP
1 時間前
角田裕毅のF1スペインGPは、スタート直後に全て終わる「できることは、何もなかった……楽しくなかった」

ホンダF1にとってスペインGPは厳しい週末に……折原エンジニア「今後はパフォーマンス向上により注力できる」
F1
F1 F1
スペインGP
6 時間前
ホンダF1にとってスペインGPは厳しい週末に……折原エンジニア「今後はパフォーマンス向上により注力できる」

アントネッリ、幸運を速さに繋げて完勝。初開催マドリンクを制す。ノリスが不運すぎる3位。角田はマシンにダメージも14位完走|F1スペインGP決勝
F1
F1 F1
スペインGP
8 時間前
アントネッリ、幸運を速さに繋げて完勝。初開催マドリンクを制す。ノリスが不運すぎる3位。角田はマシンにダメージも14位完走|F1スペインGP決勝

F1スペインGP決勝速報|超速ノリスに悲運……VSCに嫌われ勝利逃す。アントネッリが今季8勝目。角田裕毅は手負いのマシンで14位
F1
F1 F1
スペインGP
8 時間前
F1スペインGP決勝速報|超速ノリスに悲運……VSCに嫌われ勝利逃す。アントネッリが今季8勝目。角田裕毅は手負いのマシンで14位
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録