フェラーリに続く厳しい厳しい試練。ルクレール「イタリアで13番手なんて厳しい」
フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1イタリアGPの予選でQ3に進出できなかったことで、チームにとっての戦いはさらに厳しいモノになったと語った。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
フェラーリのシャルル・ルクレールは、チームの地元レースであるイタリアGPの予選で、13番グリッドを確保するのが精一杯だった。チームメイトのセバスチャン・ベッテルはさらに苦戦してQ1敗退……17番手に終わっている。
イタリアGPのグリッドのトップ10にフェラーリがいないのは、1984年以来初めてのことだ。
その1984年のイタリアGPでは、ミケーレ・アルボレートが11番手、ルネ・アルヌーが14番手からレースをスタート。しかしアルボレートは決勝で挽回し、2位でフィニッシュしている。
ただ今年のフェラーリは、前回のベルギーGPで苦しんだこともあり、決勝での巻き返しは難しいだろうと見られている。
「結局のところ、この週末に入る前に、今回のようなことになると少し予測していた」
「スパとここは、おそらく僕らにとっては最悪のコースのうちのふたつだと思う。もうひとつは、今シーズンの終盤に難しいコースがあるだろう。良いラップを走ったのに13番手なんて、厳しいね。良い気分じゃないよ」
「今のところこういう状況にある。僕らがいる状況の中でも、マシンから最大限のモノを引き出す必要がある。それが、僕が今やろうとしていることだ」
「確かに、家に戻って考えるとさらに厳しい状況だ。でも残念ながら、今のところこれが現実だ。僕らは仕事をする必要がある。フェラーリの本拠地であるムジェロで、少しでも良くなることを期待している」
ルクレールはさらに続ける。
「今後のレースで、トンネルの先に明かりが見えることを期待している。僕らは非常に厳しいふたつの週末を過ごしているからだ。そしてマシンで、様々なことを試しているんだ」
「僕らは今のところ、進むべき道を見つけることができていない。集中を続け、モチベーションを維持する必要があるんだ。そうすれば、いつかきっと良い日が来るだろう」
ベッテルは、予選Q1で渋滞に捕まり、クリアラップを走ることができなかった。
「お互いにオーバーテイクを始める場所がなかった」
そうベッテルは語った。
「最低限のラップタイムが設定されているので、それをみんな守っているはずだ。オーバーテイクを始めた時に、問題が引き起こされた。今回はそういう状況だったんだ」
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