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ルクレール、FP1での“サプライズ”な3番手はコースに慣れていたから?

シャルル・ルクレールは、F1トスカーナGPのフリー走行1回目で3番手タイムを記録できたのは、フェラーリが以前ムジェロで走行を行なっていたことが関係していると語った。

Charles Leclerc, Ferrari SF1000

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 高速サーキットのスパ、モンツァで行なわれた2レースで共に大苦戦し、ノーポイントに終わったフェラーリ。しかしながら迎えたF1トスカーナGPでは、フリー走行1回目でシャルル・ルクレールが3番手タイムを記録。久々にタイムシートの上位に顔を出してきた。

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 ただルクレールは続くFP2で10番手に後退し、チームメイトのセバスチャン・ベッテルも12番手にとどまった。

 FP1での3番手についてコメントを求められたルクレールは、フェラーリは今年6月にムジェロでフィルミングデーを利用して走行したため、他のチームのようにコースに慣れる時間が必要なかったことが影響していると語った。

「ポジティブな結果だったけど、一方でポジティブだった時は、その理由を理解する必要がある」とルクレールは語った。

「正直、みんなにとってはちょっとしたサプライズだった」

「個人的な意見だけど、フィルミングデーを設けたことでコースのリズムを掴むことができた。一方他のドライバーにとっては新しいトラックだったからね」

「だからそれが少しは役に立ったかもしれない。でもFP2も予想以上の結果だった」

「かなり接近していると思うし、明日はポジティブな一歩が踏み出せると思っている。楽観的に考えているよ」

 ルクレールはそう語ったが、フェラーリには依然不安要素もある。FP2ではルクレールとベッテルが共にスピンを喫しており、ベッテルはセッション終了後に突然パワーを失ってマシンを止めるという事態に陥った。

 ベッテルは、フェラーリのマシンがムジェロでも「手に負えない」と感じており、予選に向けてやるべきことがあると語った。

「良いコースだし、もちろん景色も良い。とても楽しいよ」とベッテル。

「もちろんタイヤには厳しいコースだから、1周走るとタイヤの状態はかなり違ったものになるけど、走っていて楽しいコースだ」

「僕たちはそれについて取り組んでいるし、改善するためにやるべきことはたくさんあると思う。まだ満足はしていないけど、金曜日とはそういうものだし、明日どうなるかだね」

「マシンはもっと良くすることができると思うけど、マシンのバランスを取るという意味ではタフなサーキットだから、大変な闘いになると思う」

 

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