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”悲劇のヒーロー”ルクレール「すごく不運な中、幸運だった」

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”悲劇のヒーロー”ルクレール「すごく不運な中、幸運だった」
執筆:
2019/03/31 18:07

フェラーリのシャルル・ルクレールは、バーレーンGPでのF1初表彰台について、”すごく不運な状況で、幸運な結果”だったと語った。

 F1バーレーンGPの主役は、間違いなくシャルル・ルクレール(フェラーリ)だった。

 フェラーリ移籍2戦目にも関わらず、チームメイトのセバスチャン・ベッテルを打ち負かしてポールポジションを獲得。スタート直後こそポジションを落としたものの、その後は強力なペースを発揮し、首位をひた走っていた。

 しかし残り10周というところでMGU-Hにトラブルが発生。メルセデスの2台に交わされ、3位でのフィニッシュとなった。初勝利は逃したものの、ルクレールにとってこの3位は、F1で初めての表彰台獲得となった。

 レース終盤、彼には幸運もあった。トラブルによりガクリとペースを落としたルクレールは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンの接近も許していた。しかしそんな時、ルノーの2台が相次いでストップ。これによりセーフティカーが出動し、そのままチェッカーまでセーフティカーが先導することとなった。ルクレールはこのセーフティカーに助けられ、3位を確保。もしセーフティカーが宣言されなければ、3位はフェルスタッペンの物になっていたはずだ。

 ルクレールはF1での初勝利を逃したことについて「そうなってしまった。でも、これもモータースポーツの一部だ」と振り返った。

「残念ながら、今日は僕らの日じゃなかった。でも、オーストラリアでのペース不足を取り戻すため、チームが素晴らしい仕事をしてくれたことに誇りを持っている」

「もちろん、チームと同じように、僕はとてもがっかりしている。でも、シーズン中にはそういうことも起きるんだ」

「不運な状況の中でも、僕らは幸運だった。最後にセーフティカーが出てくれてよかった。そうでなければ、僕らはさらに後方に下がっていただろう。燃料の面でも、大丈夫だったとは思えないよ」

 レース終了後、ルクレールは初の表彰台でも、勝利を逃したことの慰めにはならないと語った。

「過去に何度も言ってきたように、僕は結果だけを見ているわけじゃない。僕はもっと良くなれる可能性を模索しているんだ」

 そうルクレールは語った。

「今日は、3位は僕らがいるべき場所じゃなかったはずだ」

 ルクレールのマシントラブル、そしてベッテルのスピンにより、メルセデスは不可能だと思われたはずの1-2フィニッシュを手にすることができた。勝ったルイス・ハミルトン(メルセデス)は、ウイニングラン中に無線でルクレールに敬意を表し、そして「ルクレールは将来、多くの勝利を手にするはずだ」と語った。

「今週末のフェラーリは素晴らしかった」

 そうハミルトンは語った。

「この結果は、彼にとっては間違いなく、悲劇的な結果だと思う」

「僕らは明らかにラッキーだった」

 またハミルトンのチームメイトであるバルテリ・ボッタスも「チームとしては、今日は少しラッキーだった」と語る。

「でも、僕らはそれをまとめ上げた。チームとしては、ミスがなかったんだ。マシンの信頼性は非常に高く、それが勝利に繋がった」

「それを除けば、僕にとっては難しいレースだった」

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この記事について

シリーズ F1
イベント 第2戦バーレーンGP
ドライバー シャルル ルクレール
チーム フェラーリ 発売中
執筆者 Scott Mitchell