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ルクレール、1周目のクラッシュでペナルティ。最終戦アブダビGPで3グリッド降格

フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1サクヒールGPの1周目にクラッシュを引き起こしたとして、最終戦アブダビGPでの3グリッド降格ペナルティを科せられた。

Max Verstappen, Red Bull Racing, and Charles Leclerc, Ferrari, walk away after retiring

写真:: motosport.com

 F1第16戦サクヒールGPのオープニングラップ、3台が絡むクラッシュを引き起こしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)は最終戦アブダビGPでの3グリッド降格ペナルティを科せられた。

 サクヒールGPの1周目、メルセデスの2台に続きセルジオ・ペレス(レーシングポイント)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルクレールが3番手を争い、ターン4へと向かっていった。

 しかし、ルクレールはターン4でブレーキングポイントの判断を誤りフロントタイヤをロック。ペレスのマシンに突っ込んでしまった。ルクレールはこの接触でダメージを負いリタイア。目の前でクラッシュがフェルスタッペンは行き場を失い、ふたりを避けるようにワイドに走った結果、タイヤバリアに突き刺さってしまった。

 一方、この接触でスピンしたペレスは幸いダメージも少なく、緊急ピットインで最後尾に下がったものの、波乱の展開となったレースで見事な優勝を飾っている。

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 ルクレールはレース後にスチュワードに呼び出され、聞き取りと調査の結果クラッシュの責任は彼にあると判断された。FIAは次のように声明を発表している。

「スチュワードは16号車のドライバー(ルクレール)とチームの代表者たちから話を聞き、複数の角度から撮られた映像証拠を検討した」

「16号車はターン4でブレーキをかけすぎて右フロントホイールをロックさせ、コーナーで通常のラインを走っていた11号車(ペレス)と衝突した」

 レース後、ルクレールはペレスがターン4でアウト側を回り込むようなラインをとると予想していたと語った。

「僕は5番手にいたと思う。そしてマックスの少し後ろ、横に並んでいた。ターン4で彼を抜こうとしたんだ」

「チェコ(ペレス)を見ていたが、彼はバルテリ(ボッタス)のアウト側に回り込んでそこに留まると予想していたが、彼はイン側に戻ってくることを決めたんだと思う。そこには僕がいた」

「スピードを落とすのが遅かった。チェコのミスだとは思わないし、チェコに責任を押し付けているわけではない。今日誰かに責任があるとすれば、それは僕だ」

 フェルスタッペンは、レースのオープニングラップに見せたルクレールの行動を「無謀」だったと話した。

「なぜ彼らがあんなにアグレッシブで無謀な走りをしていたのか、僕には分からない」とフェルスタッペンは説明した。

「僕たちは全員上位にいた。なのに結局、3台がクラッシュの犠牲になり、そのうちの2台は重傷だったんだ」

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