F1 イギリスGP
ルクレール、戦略判断のミスで”悪夢よりも酷い”レースに「忘れたい週末がまた増えた」
フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1イギリスGPを14位で終え、悪夢よりも酷いレースだったと語った。
Jake Boxall-Legge Filip Cleeren
編集: 2024/07/08 2:46
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Charles Leclerc, Ferrari SF-24
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
F1イギリスGPを14位で終えたシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、インターミディエイトタイヤに履き替えるタイミングが早すぎたことでポイント獲得のチャンスを失い、悪夢よりも酷いレースだったと語った。
11番手からスタートしたルクレールは、13周目にランス・ストロール(アストンマーティン)をパスし、7番手に浮上。雨が来る前はさらにポジションを上げていこうかという勢いがあった。
そんな中で雨がポツポツと落ち始め、滑りやすいコンディションに挙動を乱すドライバーも少なくなかったが、ほとんどのドライバーはピットインしてインターミディエイトタイヤに交換する必要性を感じていなかった。
19周目の終わりに、フェラーリはルクレールをピットに呼び込んだ。しかしすぐに、コンディションがインターミディエイトタイヤに適していないことが明らかとなり、ルクレールはバルテリ・ボッタス(ザウバー)に交わされてしまった。
さらに、その後雨脚が強くなった頃にはすでにインターミディエイトタイヤが激しく摩耗しており、ルクレールは再びピットストップせざるを得なかった。
「明らかに間違った戦略だった。見直してみるよ。僕がもらったメッセージとクルマの中で得られた情報から下した判断は、正しいものだと感じていたんだ」
そうルクレールは説明した。
「ターン15ではかなり雨が降っていた。雨がとても強くなると聞いていたから、その予測の下、ピットストップしたんだ」
Charles Leclerc, Ferrari SF-24, Max Verstappen, Red Bull Racing RB20
Photo by: Simon Galloway / Motorsport Images
「でも雨はその8周か9周後に降ってきた。明らかにその瞬間にレースが終わってしまった。とても悔しいし、忘れたい週末がまたひとつ増えてしまった」
「ここ数戦はとてもつらい。うまく説明できないけど、悪夢よりもひどい4レースだった。すぐにカムバックできることを願っている」
ルクレールの言うように、母国優勝を果たしたモナコGP後の4レース、彼のリザルトはまさに散々な結果となっている。4レースで12ポイントしか獲得できておらず、常に表彰台を争っていたシーズン序盤とはかけ離れている。
ルクレールは、レース結果を考えると3ポジションアップを果たしたオープニングラップをポジティブに捉えるのは難しいとし、チームと戦略判断を見直したいと付け加えた。
またフェラーリはスペインGPでアップデートを投入したが、高速コーナーでバウンシングが発生。イギリスGPにはマシンをより安定させるため、旧パッケージに”ロールバック”して臨んでいた。ルクレールは、これ自体は正しい判断だったと考えているようだ。
「このような日にポジティブに考えるのは本当に難しい。ただ、チームに戻って、僕側の判断や、なぜ今日は悪いほうにいってしまったのかについて分析したい」
「今の状況は厄介だ。アップデートは僕たちが期待していたような性能を達成したけど、同時に高速域でのバウンドも多くなった」
「こういうサーキットでは、パフォーマンスが少し落ちても一貫性が高いほうが良いと判断したんだ。僕はそれを正しい決断だと思う」
「この先、2つのパッケージでこれまで得たデータをすべて分析して、まだ理解していないことがあれば理解を深めようと思う」
「バウンシングは良くなった。安定性が増していたんだ」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 苦戦フェルスタッペン、好判断でもぎ取った2位「ペースが掴めず、今日は5位か6位かなと思った」
次の記事 角田裕毅、モナコGP以来久々の入賞。RB首脳陣も喜ぶ……メキーズ代表「今季は例年以上に、開発が重要なシーズンになっている」

More from
Jake Boxall-Legge

オコン、ハース以外のチームとの交渉を認める。去就不明の2027年に向けて自身を「フリーエージェント」と表現
F1
F1
アゼルバイジャンGP
7 日前
オコン、ハース以外のチームとの交渉を認める。去就不明の2027年に向けて自身を「フリーエージェント」と表現

2027年のF1レース15km短縮で合意。パワーユニットの変更に対応……レース中断時の3時間制限も撤廃に
F1
F1
アゼルバイジャンGP
10 日前
2027年のF1レース15km短縮で合意。パワーユニットの変更に対応……レース中断時の3時間制限も撤廃に

ハースF1小松礼雄代表、来季の活動予算増額に自信「多くのパートナー候補と話しています!」 しかしそれはドライバー選定とは別と断言
F1
F1
スペインGP
14 日前
ハースF1小松礼雄代表、来季の活動予算増額に自信「多くのパートナー候補と話しています!」 しかしそれはドライバー選定とは別と断言

More from
シャルル ルクレール

フェラーリとの契約更新前、他チームとも交渉していたルクレール。“21世紀のジル・ビルヌーブ”には跳ね馬残留が最適解なのか?
F1
F1
アゼルバイジャンGP
1 日前
フェラーリとの契約更新前、他チームとも交渉していたルクレール。“21世紀のジル・ビルヌーブ”には跳ね馬残留が最適解なのか?

フェラーリ、アゼルバイジャン初日苦しむ「マシンバランスとタイヤに苦戦。やるべきことは多い」とバスール代表
F1
F1
アゼルバイジャンGP
6 日前
フェラーリ、アゼルバイジャン初日苦しむ「マシンバランスとタイヤに苦戦。やるべきことは多い」とバスール代表

ルクレール、F1シンガポールGPは漆黒のレーシングスーツを着用「光に照らされた夜」をイメージ
F1
F1
スペインGP
10 日前
ルクレール、F1シンガポールGPは漆黒のレーシングスーツを着用「光に照らされた夜」をイメージ

More from
フェラーリ

元レッドブル代表のフェラーリ入り、噂は絶えず。バスール代表は意に介さず「彼は仕事を探している……あらゆる場所でね」
F1
F1
アゼルバイジャンGP
2 日前
元レッドブル代表のフェラーリ入り、噂は絶えず。バスール代表は意に介さず「彼は仕事を探している……あらゆる場所でね」

WECフェラーリ、富士6時間は今季最悪のレースに「あらゆることがうまくいかなかった」残り2戦で逆襲目指す
WEC
WEC
Fuji
3 日前
WECフェラーリ、富士6時間は今季最悪のレースに「あらゆることがうまくいかなかった」残り2戦で逆襲目指す

フェラーリが最速のシャシーだったのは過去の話? ハミルトン「僕たちが2番手ではないのは間違いない」
F1
F1
アゼルバイジャンGP
3 日前
フェラーリが最速のシャシーだったのは過去の話? ハミルトン「僕たちが2番手ではないのは間違いない」
最新ニュース

アルピーヌ、コラピントの“懲罰交代”はナシ「確かにブリアトーレは怒っていた。でも全面的にサポートしてくれている」
F1
F1 F1
バーレーンGP
20 分前
アルピーヌ、コラピントの“懲罰交代”はナシ「確かにブリアトーレは怒っていた。でも全面的にサポートしてくれている」

Moto2日本GP FP1|佐々木&古里、母国戦は苦しい立ち上がり。最速はゴンザレス
Moto2
MOT2 Moto2
日本
52 分前
Moto2日本GP FP1|佐々木&古里、母国戦は苦しい立ち上がり。最速はゴンザレス

バクーで表彰台のハジャー、セパン戦は5グリッド降格と認める。リンドブラッドもグリッド最後方に
F1
F1 F1
バーレーンGP
1 時間前
バクーで表彰台のハジャー、セパン戦は5グリッド降格と認める。リンドブラッドもグリッド最後方に

Moto3日本GP FP1|山中琉聖、FP1で最速タイム! 母国戦を最高の形でスタート
Moto3
MOT3 Moto3
日本
1 時間前
Moto3日本GP FP1|山中琉聖、FP1で最速タイム! 母国戦を最高の形でスタート
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録