ルクレール、戦略判断のミスで”悪夢よりも酷い”レースに「忘れたい週末がまた増えた」
フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1イギリスGPを14位で終え、悪夢よりも酷いレースだったと語った。
Charles Leclerc, Ferrari SF-24
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
F1イギリスGPを14位で終えたシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、インターミディエイトタイヤに履き替えるタイミングが早すぎたことでポイント獲得のチャンスを失い、悪夢よりも酷いレースだったと語った。
11番手からスタートしたルクレールは、13周目にランス・ストロール(アストンマーティン)をパスし、7番手に浮上。雨が来る前はさらにポジションを上げていこうかという勢いがあった。
そんな中で雨がポツポツと落ち始め、滑りやすいコンディションに挙動を乱すドライバーも少なくなかったが、ほとんどのドライバーはピットインしてインターミディエイトタイヤに交換する必要性を感じていなかった。
19周目の終わりに、フェラーリはルクレールをピットに呼び込んだ。しかしすぐに、コンディションがインターミディエイトタイヤに適していないことが明らかとなり、ルクレールはバルテリ・ボッタス(ザウバー)に交わされてしまった。
さらに、その後雨脚が強くなった頃にはすでにインターミディエイトタイヤが激しく摩耗しており、ルクレールは再びピットストップせざるを得なかった。
「明らかに間違った戦略だった。見直してみるよ。僕がもらったメッセージとクルマの中で得られた情報から下した判断は、正しいものだと感じていたんだ」
そうルクレールは説明した。
「ターン15ではかなり雨が降っていた。雨がとても強くなると聞いていたから、その予測の下、ピットストップしたんだ」
Charles Leclerc, Ferrari SF-24, Max Verstappen, Red Bull Racing RB20
Photo by: Simon Galloway / Motorsport Images
「でも雨はその8周か9周後に降ってきた。明らかにその瞬間にレースが終わってしまった。とても悔しいし、忘れたい週末がまたひとつ増えてしまった」
「ここ数戦はとてもつらい。うまく説明できないけど、悪夢よりもひどい4レースだった。すぐにカムバックできることを願っている」
ルクレールの言うように、母国優勝を果たしたモナコGP後の4レース、彼のリザルトはまさに散々な結果となっている。4レースで12ポイントしか獲得できておらず、常に表彰台を争っていたシーズン序盤とはかけ離れている。
ルクレールは、レース結果を考えると3ポジションアップを果たしたオープニングラップをポジティブに捉えるのは難しいとし、チームと戦略判断を見直したいと付け加えた。
またフェラーリはスペインGPでアップデートを投入したが、高速コーナーでバウンシングが発生。イギリスGPにはマシンをより安定させるため、旧パッケージに”ロールバック”して臨んでいた。ルクレールは、これ自体は正しい判断だったと考えているようだ。
「このような日にポジティブに考えるのは本当に難しい。ただ、チームに戻って、僕側の判断や、なぜ今日は悪いほうにいってしまったのかについて分析したい」
「今の状況は厄介だ。アップデートは僕たちが期待していたような性能を達成したけど、同時に高速域でのバウンドも多くなった」
「こういうサーキットでは、パフォーマンスが少し落ちても一貫性が高いほうが良いと判断したんだ。僕はそれを正しい決断だと思う」
「この先、2つのパッケージでこれまで得たデータをすべて分析して、まだ理解していないことがあれば理解を深めようと思う」
「バウンシングは良くなった。安定性が増していたんだ」
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