FP3までの好調から一転、フェラーリ勢はQ2敗退「午前とは感触が違った」とルクレール
トルコGPの予選でQ2敗退に終わったシャルル・ルクレールは、午前中に行なわれたFP3での好感触が午後の予選では得られなかったと語った。
Charles Leclerc, Ferrari SF1000
Mark Sutton / Motorsport Images
F1第14戦トルコGPの予選で、フェラーリはセバスチャン・ベッテルが12番手、シャルル・ルクレールが14番手に終わり、共にQ2敗退となった。
金曜フリー走行は再舗装された滑りやすい路面、そして土曜フリー走行は雨に苦しんだ各ドライバーだが、フェラーリのふたりはその中でも安定してトップ10圏内に顔を出しており、ベッテルもルクレールも予選で上位グリッドを獲得する可能性があると考えていた。
しかしながら、雨の中行なわれた予選ではふたり共タイヤを機能させることができず、Q3に進むことができなかった。なお、マクラーレンの2台がグリッド降格ペナルティを受けた影響で、ベッテルは11番グリッド、ルクレールは12番手グリッドから決勝を迎えることとなる。
ルクレールはQ2を終えた直後、無線でセッションのトップタイムを尋ねたが、自身のベストタイムと約6秒もの差がついていることを知り驚いていた。彼は雨のFP3で2番手タイムを記録していたこともあり、予選後には落胆を隠しきれない様子でTwitterにこう投稿した。
「FP3の間はウエットでのフィーリングが良かったんだけど、予選では色々あってタイヤを交換することができず、最悪な結果になった。今日はガッカリしているけど、レースは明日だ!」
また、ルクレールはFP3が行なわれた午前と予選が行なわれた午後ではマシンの感触が全く異なっていたと感じているようだが、その理由は分かっていないようだ。
「ここまでの僕たちはまともだったのに、残念なことに(予選での)パフォーマンスは予想以上に悪かった」とルクレールは言う。
「今朝は激しい雨が降っていた。でもグリップは感じていたし、自信を持って乗れていた。でも午後になってからは様相が全く異なっていたんだ」
「僕たちは予選でタイヤをうまく機能させることができなかったし、雨でここまでペースを上げられなかったことは良くないことだ。明日はドライのレースになることを祈っているよ」
一方のベッテルは、予選でのタイヤ温度がわずかでも違っていれば、フェラーリの状況は変わっていたかもしれないと考えている。
「僕たちはタイヤに熱を入れるのに苦労していたし、このような状況ではわずかな温度の差が違いを生むと思う」とベッテルは語った。
「残念なことに僕たちはポテンシャルを最大限に引き出すことができなかったし、エクストリームウエットタイヤは僕たちが最も苦手なコンパウンドに感じた。マシンは12番手という順位以上に優れているのは確かだけど、このコンディションではこうなってしまったんだ」
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