F1 アゼルバイジャンGP
ポールポジションから表彰台逃したルクレール、”木の枝”きっかけでリード失い悪循環に
フェラーリのシャルル・ルクレールは、コース上に落ちていた木の枝がきっかけで、F1アゼルバイジャンGPでリードを失ってしまったと明かした。

Luke Smith
編集: 2021/06/08 6:10
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

ポールポジションからF1第6戦アゼルバイジャンGPに臨んだシャルル・ルクレール(フェラーリ)。序盤はレースをリードしたが、コース上に落ちていた木の枝を避けたことがきっかけで、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に抜かれてしまったと明かした。
2戦連続でポールポジションを獲得したルクレールは、スタートを決めてトップをキープ。ハミルトンやマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を従えた。しかし3周目に入るストレートでハミルトンにオーバーテイクを許すと、8周目までにフェルスタッペンやセルジオ・ペレス(レッドブル)にも抜かれ、4番手までポジションを落とした。
ルクレール曰く、セクター2最後のコーナーであるターン15のコース上に木の枝が落ちており、それを避けるためにコーナーをカット。これによりアドバンテージを得たと判断されないよう、スピードを落とした結果、ハミルトンに接近されてしまったという。
ルクレールがこの木の枝を避けるシーンは国際映像に映らなかったが、フェルスタッペンが3番手を走っていたタイミングでルクレールと同様の回避行動をとっていた様子は映像に残されていた。
「最初の数周はかなり順調だった」と、ルクレールはレースを振り返った。
「その後、テレビでは映っていないようなことがあったんだ。ターン15の真ん中に木の一部があって、そこでかなりのタイムロスをしてしまった」
「僕はコースをカットしてしまった。後続のルイスがコースをカットしていなかったので、その分のタイムを稼いでしまったのではないかと少し心配だった。それでスピードを落としたところ、ルイスに抜かれてしまった。それからはかなり難しかった。ルイスの乱流の中で、苦労した。DRSを失った途端、マックスに抜かれてしまったんだ」
「その後は悪循環に陥ってしまい、非常に難しい状況になってしまった。周りには自分よりも少しペースの良いマシンがいたからだ」
フェラーリはルクレールを9周目終わりにピットインさせたが、その2周後にピットインしたピエール・ガスリー(アルファタウリ)に先行を許すと、ソフトタイヤを18周使ったセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)がさらにふたりの前をいき、ルクレールは6番手に落ちた。
レース終盤の波乱でフェルスタッペンとハミルトンがリタイアとなったが、結果的にルクレールは4位。ポールポジションを獲得したにも関わらず、表彰台を逃してしまった。
ただ、レース前からルクレールを含めフェラーリ陣営は、メルセデスとレッドブルに対するアドバンテージを維持できる可能性は高くないと予想していたため、ルクレールはレース序盤でのポジションダウンに驚いてはいなかった。
「僕は少し苦しんで、その後ペースを取り戻した。その後、ハードタイヤを履くために早めにストップすることにした」
「メルセデスとレッドブルの方が少し強いと予想していたので、最初の数ラップに関しては予想外のことは何もなかったと言っていいだろう」
Read Also:
- 【F1動画】第6戦アゼルバイジャンGP決勝ハイライト
- アルファタウリ・ホンダ代表、7位入賞の角田裕毅を絶賛「彼が知っているコースなら、もっと良い結果を望める」
- フェルスタッペン、勝利目前でまさかのタイヤトラブル「ピレリはデブリのせいにするだろうけど……」
- ハミルトン、運命のリスタートで痛恨のロックアップ……原因となったのは“魔法のボタン”?
- 角田裕毅、F1での自己最高位を更新する7位も「最終的な順位には少し不満」
- ガスリー、3度目の表彰台は初の3位「エンジンに問題があり、難しいレース。表彰台は信じられない」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 決勝12位、受難の週末を過ごしたメルセデスのボッタス「自分でも不思議なくらい苦しんだ」
次の記事 F1アゼルバイジャンGPで2度もタイヤトラブル……ピレリは調査中も「デブリが原因ではないか」
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Luke Smith

没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」
F1
F1 2024/05/01
没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」

”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役
F1
F1
Aston Martin Silverstone Shakedown
2023/02/20
”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役

ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視
F1
F1 2023/02/19
ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視

More from
シャルル ルクレール

モンツァで大クラッシュのルクレールは大事をとって“ADUO1”旧仕様フェラーリPUに載せ替え。ハミルトン車の“ADUO2”との性能差は?
F1
F1
スペインGP
2 日前
モンツァで大クラッシュのルクレールは大事をとって“ADUO1”旧仕様フェラーリPUに載せ替え。ハミルトン車の“ADUO2”との性能差は?

フェラーリ、F1初開催マドリンクで事前に走行も「ほとんどアドバンテージはないだろうね……」
F1
F1
スペインGP
3 日前
フェラーリ、F1初開催マドリンクで事前に走行も「ほとんどアドバンテージはないだろうね……」

イタリアGPでのバトルでピリつくフェラーリ内……ルクレールの元同僚サインツJr.「僕たちの時はいつもふたりの間で解決していた」
F1
F1
スペインGP
3 日前
イタリアGPでのバトルでピリつくフェラーリ内……ルクレールの元同僚サインツJr.「僕たちの時はいつもふたりの間で解決していた」
最新ニュース

アロンソ、大ダメージを負ったマシンで母国戦完走……その判断は自分自身で?「フィニッシュした後は1速で走った。皆の熱気を感じたかったんだ」
F1
F1 F1
スペインGP
3 時間前
アロンソ、大ダメージを負ったマシンで母国戦完走……その判断は自分自身で?「フィニッシュした後は1速で走った。皆の熱気を感じたかったんだ」

マルティン、サンマリノ急落5位は“腕上がり”が原因「大チャンスを逃してしまった」手術判断は次戦オーストリア後
MotoGP
MGP MotoGP
サンマリノGP
4 時間前
マルティン、サンマリノ急落5位は“腕上がり”が原因「大チャンスを逃してしまった」手術判断は次戦オーストリア後

F1分析|幸運だっただけじゃない。アントネッリ、自らの判断でピットに飛び込み勝利をもぎ取る……20歳の驚異的な決断力。最速ノリスは不運|F1スペインGP決勝
F1
F1 F1
スペインGP
4 時間前
F1分析|幸運だっただけじゃない。アントネッリ、自らの判断でピットに飛び込み勝利をもぎ取る……20歳の驚異的な決断力。最速ノリスは不運|F1スペインGP決勝

「無事に戻って来れてラッキーだった」ブレーキペダルが底に……ハミルトン、市街地コースで危険なトラブル発生。序盤にガレージへ
F1
F1 F1
スペインGP
5 時間前
「無事に戻って来れてラッキーだった」ブレーキペダルが底に……ハミルトン、市街地コースで危険なトラブル発生。序盤にガレージへ
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録