ルクレール、コロナ禍後の走り初めはマラネロ市街! フェラーリの最新F1をドライブ
シャルル・ルクレールは、フェラーリの2020年マシン『SF1000』でマラネロの街を走行。新型マシンを走らせた2番目のF1チームとなった。

7月5日のF1開幕に向けて各チームが準備を進めている中、フェラーリは6月18日(木)の早朝に、シャルル・ルクレールのドライブで2020年マシンの『SF1000』を走らせた。
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というのも、走行したのはサーキットではなく、フェラーリの本拠地であるイタリア・マラネロの市街地を低速で数キロ走ったというもの。マラネロを現行のF1マシンが走行するのは近年では初めてのことで、新型コロナウイルスのパンデミック後、シーズン再開が近付いてきたことを記念してのことだという。
ルクレールが駆るSF1000は“クラシケ”と呼ばれるフェラーリのメンテナンス部署からスタートしたため、彼のマシンは旧ファクトリーの歴史的な正門を通って現れた。
その後彼は現在のチーム拠点とフェラーリ博物館を通り過ぎ、フィオラノのテストコースに戻ってきた。しかし前述の通り、サーキットでは1周も行なっていない。
カタルニア・サーキットでのプレシーズンテスト以来、100日ぶりの走行となったルクレールは、次のようにコメントした。
「普段は早起きが得意ではないんだけど、今朝は早起きをするための大きな理由があったんだ」
「何人かを起こしてしまったかもしれないけど、マラネロの街をSF1000で走るのは最高だったよ」
「今日、このような特別なルートを使って再びマシンに乗ることができて興奮した。コックピットに座ると、まるで我が家に帰ってきたような気分になるね」
「僕たちはサーキットに戻ってくる準備ができていると言わんばかりの、楽しい走行だった。今はオーストリアでSF1000をドライブするのが待ちきれないよ」
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