フェラーリ、18インチタイヤで初走行。10月には鈴鹿でハースがテスト実施へ
フェラーリは2月8日に18インチタイヤのテストを実施。改造を施した2019年マシンで130ラップを走破した。
Charles Leclerc, Ferrari SF90
Erik Junius
F1では2021年シーズンから、ホイールリム径が18インチに拡大されたタイヤが導入される予定となっている。フェラーリは、2月8日にスペインのヘレス・サーキットで2019年マシン『SF90』のミュールカー(テスト用に改造を施したマシン)を走らせ、18インチタイヤをテストした。
今回のテストでステアリングを握ったのは、シャルル・ルクレール。霧の影響でスタートが遅れるというハプニングもあったが、計130周を走行した。なお、このテストでの走行写真は公開されていない。
またF1タイヤサプライヤーのピレリは、今後の18インチタイヤテストの日程を発表した。このテストには10チーム全てが参加予定で、それぞれ最低2日間の走行が割り振られている。そんな中、メルセデス、フェラーリ、レッドブルの3チームはウエットタイヤのテスト用に追加の日程が組み込まれている。
2020年シーズン開幕前に18インチタイヤのテストを行なうのはフェラーリのみ。彼らは3月5日にもフィオラノでウエットタイヤをテストする。また、中団チームは慌ただしいシーズン序盤でのタイヤテストを避けている傾向にある。
その後は各チームが交代で、バーレーン、カタルニア、ポール・リカール、レッドブルリンク、シルバーストン、そして鈴鹿サーキットでテストを行なう。鈴鹿でのテストはF1日本GP開催直後の10月13日、14日に行なわれ、ハースが走行を実施する。
今後の18インチタイヤテストの日程と担当チームは以下の通りだ。
2月8日……ヘレス(フェラーリ)
3月5日……フィオラノ(フェラーリ)※ウエット
3月24日……バーレーン(ルノー)
3月25日……バーレーン(メルセデス)
5月12日……カタルニア(レッドブル/アルファロメオ/ルノー)
5月13日……カタルニア(レッドブル/アルファロメオ)
5月26日……ポール・リカール(レッドブル)※ウエット
5月27日……ポール・リカール(レッドブル)※ウエット
7月7日……レッドブルリンク(アルファタウリ)
7月8日……レッドブルリンク(アルファタウリ)
7月21日……シルバーストン(レーシングポイント/ウイリアムズ/マクラーレン)
7月22日……シルバーストン(レーシングポイント/ウイリアムズ)
9月8日……ポール・リカール(マクラーレン)
9月9日……ポール・リカール(メルセデス/フェラーリ)
9月10日……ポール・リカール(メルセデス)※ウエット
9月11日……ポール・リカール(メルセデス)※ウエット
10月13日……鈴鹿(ハース)
10月14日……鈴鹿(ハース)
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