トルコ最終周、凡ミスを悔やむルクレール「ブレーキングが楽観的すぎた」
フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1トルコGPで表彰台を逃した最終ラップのミスは「楽観的すぎた」と語り、この一件から学ぶことを誓った。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
フェラーリのシャルル・ルクレールは、先日行なわれたF1トルコGPの最終ラップに、3番手で突入した。しかし前を行くセルジオ・ペレス(レーシングポイント)がターン9でミスを犯した隙を突き、2番手に浮上。イギリスGP以来の表彰台獲得は間違いないかと思われた。
しかしその直後、ルクレールはターン12の飛び込みでミス。ペレスに2番手のポジションを返上することになったばかりか、チームメイトのセバスチャン・ベッテルにも抜かれてしまい、4位でフィニッシュすることになった。
ルクレールはチェッカーを受けた後、チームラジオで怒鳴り声を上げ、「愚かなミス」をしたとして自分を責めた。
ルクレールはミスを振り返り、ターン12へのブレーキングが大胆すぎ、そして周りに他のマシンがいることに気付いていなかったことを明かした。
「振り返ってみると、ふたつのことがあったと思う」
そうルクレールは語った。
「ひとつは楽観的すぎたということだ。そのためにブレーキングポイントを逃してしまった可能性がある。コーナーを飛び出してしまうには十分だった」
「そしてマシンがものすごく汚れていたから、ミラーをチェックしようとしても、後ろには何も見えなかったんだ」
「でもとにかく、もう少しマージンを取ってブレーキングすべきだったと思う。とにかくブレーキングポイントでは、セルジオの前にいたんだ」
「それだけだ。そういうことは起こりうることだけど、僕はこの一件から学ぶよ。そしてもう二度と同じことが起きないといいね」
とはいえフェラーリは、トルコGPを3-4位で終えたことにより、コンストラクターズランキングで6番手を争っていたアルファタウリとの差を41ポイントに広げることができた。逆にランキング3位争いに加わり、現在3番手につけるレーシングポイントとの差を24に縮めた。
ルクレールは、フェラーリが中団グループで首位に立つのは”目標”であると語ったものの、それを成功させるのは難しいだろうと認めた。
「現実的には、それは非常に、非常に難しいことだろうと思う」
そうルクレールは語った。
「そのためには、この後3回の週末を完璧に過ごす必要がある。僕らは自分自身のことに集中し、目標を達成できるかどうかを確認する必要があるんだ」
「それができるかどうかは、僕らがどれだけ良い仕事をするかということよりも、どれだけ安定した仕事をできるかということによると思う」
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