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混乱の予選で泣きっ面に蜂。11番手のルクレール、アタック妨害と赤旗無視で審議対象に

フェラーリのシャルル・ルクレールは、シュタイアーマルクGPの予選で2件のレギュレーション違反があったとして、審議対象となっている。

Charles Leclerc, Ferrari SF1000

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1第2戦シュタイアーマルクGP予選でQ2敗退を喫し、11番手となった。しかし、2件のレギュレーション違反があったとして、スチュワードに召喚されたようだ。

 ルクレールにかけられた疑惑ひとつ目は、赤旗掲示後にすぐにピットに戻らなかったことだ。予選Q1終盤、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がクラッシュした後、コースサイドでマシンを止めた。これにより赤旗が掲示されたが、ルクレールはすぐにピットに戻らず、ラップを完了してしまったようだ。

 FIAの規定では、次のように記されている。

『全てのクルマに停止するよう信号が出された場合、すぐに速度を落とし、ゆっくりとピットレーンに戻らなければならない』

 赤旗掲示後、ラップを完了したドライバーはルクレールだけではなく、キミ・ライコネン(アルファロメオ)も同様にスチュワードに呼び出されている。

 また、ルクレールは予選Q2のターン9~10でダニール・クビアト(アルファタウリ)のアタックを妨害したと疑われているようだ。

 他には、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)は予選Q1のターン3で黄旗を無視し、スローダウンしなかった件で審議を受けている。

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