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ルクレール、ハミルトンのポール獲得に驚き。自身は限界引き出せず「2025年型マシンに乗っていた時の感覚が持てていない」

フェラーリのシャルル・ルクレールは、チームメイトのルイス・ハミルトンがイギリスGPスプリント予選でポールを獲得したことに驚いていると認めた。

Charles Leclerc, Ferrari

Charles Leclerc, Ferrari

写真:: Steven Tee / LAT Images via Getty Images

 フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1イギリスGPのスプリント予選後、チームメイトのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得したことに驚きを隠さなかった。

 週末を前にフェラーリのドライバーたちは、エンジン性能でライバルに劣るフェラーリSF-26にとって、シルバーストンで行なわれるイギリスGPは、パワー不足が浮き彫りになる今季最も厳しいレースのひとつになると考えていた。さらに、このサーキットはエネルギー回生の機会が少なく、エネルギーマネジメントが難しいことも懸念材料だった。

 実際、FIAは週末直前に1周あたりの回生可能エネルギー量を1MJ引き下げた。これは各チームのシミュレーションにも大きな影響を与えた。しかし、それでもシルバーストンのような高速コースでフェラーリがこれほど競争力を発揮するとは、ほとんど誰も予想していなかった。

 この結果に驚いたのはドライバーたち自身も同じだった。ルイス・ハミルトンはストレートで0.6秒失うことを覚悟していたが、実際のタイムロスは予想より小さかった。それでも昨年と比較すれば、明らかに不利な状況であることに変わりはない。

 一方のルクレールも、自分たちがトップ争いにこれほど近づけたことは予想外だったと認めた。

「ルイスが今日ポールを獲得したことには、本当に驚いている。全体としては、もっと前のクルマたちから離されると思っていた。だからこれは大きな前進だ。チーム全体として、こういうサーキットでこれほど競争力があることには本当に驚いている」

Charles Leclerc, Ferrari

Charles Leclerc, Ferrari

Foto di: Andy Hone/ LAT Images via Getty Images

 しかし、ルクレールにはもうひとつ、今度はネガティブな意味で驚いたことがあった。それはハミルトンとの差である。ルクレールは4番手だったが、ハミルトンとは0.327秒差だった。

 ハミルトンがシルバーストンで9勝を挙げており、このコースを最も得意としていることは周知の事実だ。ここは彼がメルセデス時代最後に感動的な勝利を挙げた舞台でもある。

 それでも、ルクレールがチームメイトに約0.3秒遅れた背景には、今もなおSF-26の特性に十分な自信を持てていないことがあるという。その問題は純粋な速さを制限しているというよりも、マシンのポテンシャルを毎回引き出すことを難しくしているようだ。自信を持って攻められる瞬間もある一方で、限界まで攻め切るために必要なフィーリングを失ってしまう場面もある。

「今の状況を見ると、昨年のマシンのような自然な感覚で走れなくなっていることは以前から分かっている。自分では攻めて良いラップをまとめたと思っても、その差はわずか百分の数秒だ。でもルイスは、僕よりずっと高い頻度でマシンの100%の性能を引き出せている。僕にはそれができていない」

 データを分析すると、ルクレールは特にターン6や最終ブレーキングゾーンなどで、コーナー進入から旋回中にタイムを失っていた。ハミルトンはこれらの区間で明らかに効率良く走れており、ルクレールが依然としてコーナーへ思い切って飛び込めるだけの信頼感を持てていないことが改めて浮き彫りとなった。一方で、その感覚をハミルトンはすでに掴み始めているようだ。

「本当にあらゆる面で改善が必要だけど、一番重要なのはこのクルマとのフィーリングだ。適切なフィーリングがないとラップタイムを引き出すのは本当に難しいし、予選で毎回クルマを限界まで持っていくだけの自信も持てない。今は自分の100%を安定して出し切るのに苦労している」

「SQ1とSQ2ではかなり良い感触で走れていて、自信を持ってSQ3に臨めた。でもSQ3が始まると突然クルマを感じられなくなってしまった。あるべきフィーリングが得られなかったんだ」

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