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”悪夢”のフランスから、1週間で復活したフェラーリ。ルクレール「F1で最高のパフォーマンスだった」

フェラーリのシャルル・ルクレールは、1周目にフロントウイングを壊してピットストップを行なった後、最終的には7位まで辿り着いたF1シュタイアーマルクGPの戦いぶりは、F1デビュー以来最高のパフォーマンスだったと語る。

Charles Leclerc, Ferrari SF21

Mark Sutton / Motorsport Images

 フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1シュタイアーマルクGPを7位で終えた。彼はスタート直後にフロントウイングを壊し、その交換のために即座にピットイン……これで大きく順位を落としたが、そこからの追い上げを成功させた。このパフォーマンスについてルクレールは、F1デビュー以来最高のパフォーマンスのひとつだったと語る。

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 ルクレールは決勝レースのスタート直後、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーと接触。フロントウイングの右側を破損したことで、すぐさまピットインしなければならなかった。

 これで18番手まで落ちたルクレールだが、その後はハードタイヤでロングスティントを走り、その後でミディアムタイヤを装着。そしてチームメイトであるカルロス・サインツJr.のひとつ後である7位まで挽回し、チェッカーを受けた。

 フランスGPでは悪夢のような苦戦を強いられることになったフェラーリとルクレール。しかし今回のシュタイアーマルクGPの決勝では、何か特別なことを示せたと感じているという。

「1周目を考えれば、信じられないようなレースだった」

 そうルクレールは語った。

「僕らは信じられないほど速かった。でも間違いなく1周目のアクシデントは、僕らが大きなことを成し遂げるのを妨げた」

「大きなチャンスだった。ペースも素晴らしかった。1周目を除けば、僕のF1での最高のパフォーマンスのひとつだろう」

 ルクレールは、これまでレースペースの面で苦しんできたフェラーリが、オーストリアで発揮したペースにとても勇気づけられたと語る。そして、1週間後には再び同じレッドブルリンクで、オーストリアGPが行なわれる。その次戦でも同じようなパフォーマンスを発揮できると彼は期待している。

「来週末を本当に楽しみにしている」

 そうルクレールは語った。

「今日のレースは、本当に特別なモノだった。つまり、こういうレースペースで走れたのは久しぶりだ。良い感じだよ」

 ルクレールのチームメイトであるサインツJr.は、予選が振るわずに12番グリッドからのスタートだったが、ルクレールと同じように追い上げ、6位でフィニッシュした。しかし自身を周回遅れにしようとしたルイス・ハミルトン(メルセデス)に詰まってしまわなければ、5位のランド・ノリス(マクラーレン)にさえ追いつくことができたかもしれないと振り返る。

「良い1日だったと思うよ」

 そう語るサインツJr.は、第1スティントを引き伸ばしたことで、ランス・ストロール(アストンマーチン)やフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、そして角田裕毅(アルファタウリ)らをオーバーカットすることに成功した。

「僕らはミディアムタイヤを履いて、力強い第1スティントを走ることができた。かなり良いペースで走り、中団グループをまとめてオーバーカットすることができたんだ」

「でも奇妙なシナリオだった。僕は新品のハードタイヤを履いた後、前が開けたので、前にいるランドに追いつけると思っていたんだ。だが突然、後ろからルイスがやって来ていることに気付いた」

「彼を追いかけつつランドを捕まえることができるかどうか、5〜10周くらい悩んでいたんだ。でも突然、ルイスがタイヤに苦しんでいることに気付いた。僕の方がはるかに速く、自分で(ハミルトンを)抜き返すしかなかった」

 サインツJr.は、一度はハミルトンに周回遅れにされたものの、65周目に抜き返している。

「でも抜き返した時には、ランドを捕まえるにはもう遅すぎたんだ」

 

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