モナコで今季4度目PPの19歳アントネッリに、先輩たちからの“圧”。フェルスタッペン「ライトが消えたら1秒待って」、ハミルトン「いや2秒だ」
モナコGPでポールポジションを獲得したアンドレア・キミ・アントネッリに対し、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンはスタートを遅らせるべきだとジョークを飛ばした。
F1モナコGPでポールポジションを獲得したのは、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリだった。今季6戦目で4度目のポールを手にした19歳の神童に対し、共に予選トップ3記者会見に出席したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(フェラーリ)が冗談まじりに“アドバイス”した。
アントネッリは第2戦中国GPでF1初優勝をポール・トゥ・ウインで飾ると、そこから怒涛の4連勝。チームメイトのジョージ・ラッセルがトラブルなどの不運でポイントを落としてきたこともあり、ふたりの差は43ポイントまで広がっている。
今季のチャンピオンシップをリードするアントネッリは、モナコでも見事ポールポジションを獲得。4度の王者フェルスタッペンを0.043秒差で下したアントネッリは、自身のアタックをこう振り返った。
「まさに魔法のラップと呼べるようなものだった。全てが噛み合ったし、マックスとの差は本当に僅差だった。Q3最初のアタックでは本当に差がなかったと思うけど、最後に良いタイムが出せたので、これで十分だろうと思っていた」
「結局はすごく僅差だったけど、結果には満足している。チームには本当に感謝しているし、昨日少し苦戦していた中で大きく改善することができた」
モナコはオーバーテイクが極めて難しいサーキットであるため、スタートを決められるかどうかがレースの大勢を決すると言える。メルセデスは新規則となった今季のF1でスタートに手を焼いている印象だが、これについてアントネッリはこう語る。
「モントリオール(前戦カナダGP)ではスタートで初めて順位を落とさなかった。実際、日曜の決勝ではひとつだけ順位を落としたけど、6つも7つも順位を落とすことはなかった」
「だから一歩前進だった。モナコはターン1までがかなり短いので、とにかくクリーンなスタートを決める必要があるし、魔法のようなスタートをしようとせず、そこから先の行く末を見守るだけだ」
2番グリッドからスタートするフェルスタッペンと3番グリッドからスタートするハミルトンは、ふたり合わせて11度のタイトル獲得経験を誇る。アントネッリはF1の歴史に残るドライバーからプレッシャーを受けることになる。
アントネッリに何かアドバイスはあるかと尋ねられたフェルスタッペンとハミルトンは、共にスタートを遅らせるべきだとジョークを飛ばした。「ライトが消えたら、1秒待つ。それが僕からのアドバイスだ」とフェルスタッペンが言うと、ハミルトンは「いや、2秒だ」と付け加えた。
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