昔はこんなことなかった! ハミルトン、現行F1はソフトウェアへの依存度が高すぎると批判
ルイス・ハミルトンは、F1が複雑なソフトウェアとエネルギー管理システムに依存していることを批判した。
フェラーリのルイス・ハミルトンは、F1がソフトウェアへの依存を強めている現状に不満を示し、ドライバーたちは純粋なスピードで評価されるどころか、複雑なエネルギー管理システムによって不当に不利益を被っていると訴えた。
ハミルトンはポッドキャスト『StarTalk』に出演し、現行F1の技術レギュレーションがもたらす課題について語った。
「ファンがすべてを理解するのは本当に難しいし、僕たちドライバーにとっても簡単じゃない。F1マシンを走らせる究極の目的は、マシンを限界までプッシュすることなんだからね」
「本来なら、コーナーをより速く通過できれば、その分ライバルよりタイムを稼げるはずだ。でも今はバッテリー容量が限られているから、パワーを使っていない時に充電し、必要な時にそのエネルギーを使う仕組みになっている」
Lewis Hamilton, Ferrari
Photo by: Madring
バッテリー容量の制約と充電の必要性によって、かつてはドライバーの技量と度胸が試されていた高速コーナーが”充電ステーション”となるなど、ドライバーは不自然な状況に置かれているという。
「今年は昨年まであったMGU-Hが廃止されたことで、使えるエネルギー容量が減っている。説明すると複雑なんだけどね」
「だから高速コーナーを全開で攻めて、より勇気を出してリスクを負い、速く走れば走るほど、そのあと十分に充電できなくなってしまい、結果としてペナルティを受けるような状態なんだ」
さらにハミルトンは、マイアミGPで実際にソフトウェアが原因でタイムを失ったエピソードも明かした。
「マイアミでは、ソフトウェアが正常に動かなかったせいで0.3秒も失った。そのことを知ったのは、ピットへ戻ってエンジニアと話した後だった」
「僕は『ごめん、今日は遅かった』と言ったんだけど、彼らは『君が遅かったわけじゃない。ソフトウェアが正常に機能していなかったんだ』と教えてくれた」
「本当にフラストレーションがたまるよ。昔のF1には、こんなことはなかった。僕は、こういうものはもっと少ない方がいいと思っている」
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