好調ハミルトン、最終アタックのミスで予選5番手。しかし“母国10勝目”へ意気込み十分「この最高の観客の前なら、何が起こるか分からない」
ルイス・ハミルトンが、イギリスGPでポールポジションを逃した予選アタックについて説明。ターン16でのアンダーステアが響いたようだ。
写真:: Mark Sutton / Formula 1 via Getty Images
フェラーリのルイス・ハミルトンは、F1イギリスGPの予選を通じて好調な走りを見せていたが、結局はポールタイムからコンマ2秒差の5番手に終わった。最終アタックでのわずかなミスが響いたようだ。
前戦オーストリアGPからパフォーマンスを上げてきたフェラーリは、ここシルバーストンでもレースウィーク序盤から高いポテンシャルを見せていた。予選Q2ではハミルトンとシャルル・ルクレールがワンツーで突破。Q3に向けて注目されていた。
しかしハミルトンは最終シケインのターン16でアンダーステアを出してしまい、地元でのポール獲得の望みは絶たれた。最終的にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが驚異的なアタックでマクラーレン勢を従えてポールポジションに。フェラーリ勢はハミルトンが5番手、ルクレールが6番手に終わった。
ハミルトンはSky Sportsのインタビューでこう語った。
「予選としてはまずまずだった。週末全体を通して良い感じで進んでいると思う。特にクルマのセットアップやバランスに関しては、かなり快適に感じていた」
「(ラストアタックの)最後コーナーに入るまでは、おそらく2番手グリッドに近い位置にいたと思う。でもターン16で少しアンダーステアが出てしまって、コンマ1秒ちょっと失ってしまったんだ」
「僕たちは進歩している。まだ改善の余地はあるけど、前回のレースでアップグレードもあったし、週末に向けた取り組み方も良くなってきている。明らかに結果は良くなってきていると思うし、この調子でさらにプッシュしていかないとね」
チームの進歩にあわせて、ハミルトンはエンジニアとの連携にも手応えを感じているという。長年メルセデスに在籍してきたハミルトンは、今季レースエンジニアのリカルド・アダミと新たに組むことになったが、無線で言い争う場面などがフォーカスされることが多く、その関係が疑問視されていた。
「進捗にはすごく満足しているし、チームの方向性にも満足している。エンジニアとの関係もかなり良くなってきていて、マシンのセットアップについてもしっかり噛み合ってきている。マシンに乗っていてもかなり満足感があった」
そう語るハミルトンは、アタックについて改めて振り返った。
「ラップ自体は本当に素晴らしく、最後のコーナーまでは完璧だった。でも少しアンダーステアが出てしまった」
「縁石に乗ってラインが少し外れたのかもしれない。それでコンマ1秒以上失ってしまったから、それがなければ確実にフロントロウには行けていたはずだ」
ハミルトンは昨年のイギリスGPで感動的な勝利を収めたが、もし今年のレースでも優勝すれば同GPでの10勝目となる。彼はそんな大台への到達は「簡単ではない」と認めつつも、全力を尽くすと前向きな姿勢を見せた。
「フェラーリになってから初めてここに来て、僕を応援してくれていたファンたちが赤い服に身を包んでいるのを見るのは本当にすごいことだ。最高だよ。その声援は信じられないほどだ。家族も来てくれているし、素晴らしいよ」
「マクラーレンやレッドブルを倒すのは本当に難しいとは思う。でも『意志あるところに道は開ける』と言うから、明日は全力で挑むよ。自分が目指していた位置には少し届いていないけど、この素晴らしい観客の前なら、何が起きるかわからない」
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