ハミルトン、フェラーリ初表彰台でついに本調子?「精神的にも肉体的にも最高の状態に戻った」
F1中国GPで移籍後初表彰台を獲得したフェラーリのルイス・ハミルトンは、精神的にも肉体的にもベストな状態に戻ったという。
Lewis Hamilton, Ferrari
写真:: Dom Gibbons / Formula 1 via Getty Images
フェラーリのルイス・ハミルトンは、F1中国GPでフェラーリ移籍後初の決勝レース表彰台を獲得した後、「最高の状態に戻った」と語ったものの、「まだ改善の余地がある」と主張した。
昨シーズン、中国GPのスプリントでの優勝が数少ないハイライトだったハミルトン。今季の中国GPでは、予選と決勝の両方でチームメイトのシャルル・ルクレールを上回り、長時間のバトルを制したことで、ハミルトンは3位表彰台を獲得した。
これはハミルトンにとって、大いに安堵する結果となっただろう。F1デビュー直後から表彰台の常連だったハミルトンにとって、フェラーリ26戦目にして表彰台から遠ざかっていた空白期間に終止符を打つ3位だった。
「フェラーリに移籍して、彼らと共に表彰台の頂点に立つという夢を抱いてこの旅を始めたけど、この表彰台に立つまでには予想以上に時間がかかった」と、ハミルトンは認めた。
「昨年は苦しい一年だったけど、彼らと共に開発に携わり、この一年間共に働くことができたのは、僕にとって大きな誇りであり、このブランドの一員になれたことは本当に光栄だ。彼らは僕たちに非常に優れたマシンを提供してくれた」
Lewis Hamilton, Ferrari
Photo by: James Sutton / Formula 1 / Formula Motorsport Ltd via Getty Images
フェラーリでの苦しい1年を経て、今は最高の状態に戻ったと感じているかと問われた41歳の彼は、「精神的にも肉体的にも、間違いなく最高の状態に戻ったと感じている」と答えた。
しかしハミルトンは、年齢とイタリアのチームへの適応にまだ時間がかかっていることから、「改善の余地がある」と指摘した。
ハミルトンは相棒となるレースエンジニアに、以前キミ・ライコネンと仕事をしたカルロ・サンティを新たに起用した。この取り決めは暫定的なものであり、サンティが今シーズンをこの役割で終えるかどうかは後日決定される予定だ。
「この冬のトレーニングはこれまでで最もハードで、最も激しいものだった。それはおそらく年齢を重ねたことと関係があるだろう」
「回復に時間がかかるようになった。だけど新しいルールを組み合わせることができた。以前から一緒に仕事をしている素晴らしいトレーナーがいて、クリスマスから一緒にトレーニングを始めた。それから工場での時間、もちろん新しいエンジニアもいて、それも明らかに大きな後押しになっている。チームの士気も非常に高い」
「まだまだ伸びしろはあると思っている。このクルマからもっとパフォーマンスを引き出せるはずだ。走りながら学んでいる最中なんだ。昨年の中盤から終盤にかけては、エンジニアたちとじっくり話し合い、昨年は開発に全く関わっていなかったこのクルマに自分が求めるものを伝えた」
「今年、彼らと一緒にクルマを開発し、僕の要望を彼らが聞いてくれて、それを反映させてくれたことに、心から感謝している。皆が同じ方向に向かって進んでいるという実感は、チーム全体の一体感を高めてくれる」
ハミルトンがフェラーリに加わり、初めてファクトリーを訪れたのは、2025年の1月20日だった。当然、新車開発に彼の意見は反映されていなかった。
フレデリック・バスール代表はそれを十分に理解しており、チーム内での連携が改善されたことに加え、ハミルトンのパフォーマンスが向上したことに驚いていない。
「正直言って、2年目の方がずっと楽だと思う。なぜなら、最初からプロジェクトに参加しているからだ。彼は2025年の半ば、プロジェクトが始まった頃にはシミュレータの中にいた」と、バスールは中国GP後に指摘した。
「それに、彼自身も1年前よりもプロジェクトに深く関わっていると感じていると思う。1月にチームに加わった時には、クルマはすでにそこにあったからね」
「彼は皆のことを少しずつよく知るようになり、関係もどんどん良くなっている。人との付き合いや仕事も彼にとって楽になってきている。一歩ずつ、少しずつでも前進していく必要がある。そうやってこそ、我々は差を縮めていくことができる」
Additional reporting by Oleg Karpov
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