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ルイス・ハミルトン、2022年以降の契約交渉をスタート。ポジティブな進行と明かす

ルイス・ハミルトンは2022年以降の契約に関してメルセデスと話し合いが進行中であると明かし、これまでのところはポジティブな状況だと話した。

Lewis Hamilton, Mercedes and Toto Wolff, Executive Director (Business), Mercedes AMG

写真:: Steve Etherington / Motorsport Images

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、現在チームとの契約交渉が進行中であり、話し合いがポジティブなものになっていると明かした。

 昨年、メルセデスとハミルトンは契約延長の交渉を先延ばしにすると、2021年2月になりようやく契約で合意。しかし契約は単年のものとなっていた。

 契約が単年となったことにより、一時はF1を引退するのではないかとも言われていたハミルトン。しかし彼は2022年以降もF1を走り続ける意向を明かしており、5月にはメルセデスとの新たな契約を早期に締結したいと語っていた。

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 6月25日から開催される第8戦シュタイアーマルクGPを前に、契約交渉の状況に関してハミルトンに尋ねると、彼はメルセデス代表のトト・ウルフと話し合いを開始したと明かした。

「話し合いをもう始めている」と、ハミルトン。

「あまりオープンに語れることはないんだけど、僕らは話し合いをしていて、それはポジティブなモノになっている」

 なおメルセデスはバルテリ・ボッタスとの契約も2021年シーズン限りのものとなっている。そして、そのシートに関しては育成ドライバーのジョージ・ラッセル(現ウイリアムズ)との争いになると予想されている。

 ボッタスは2021年シーズンの戦いにおいて、これまでのところ苦戦気味で優勝はゼロ。最高リザルトも3位に留まっている。

 しかしハミルトンはボッタスがF1で経験した“総合的に最高のチームメイト”だと高く評価しており、チームメイトを変える必要はないと語っている。

「チームメイトと言っても、それは単にドライバーのパフォーマンスだけじゃない」

 ハミルトンはそう語る。

「チームの士気や、チームメイトとの環境の中でどのように仕事をするかということもある」

「今のチームメイトはバルテリだけど、振り返れば僕らはふたりともキャリアで浮き沈みがあった」

「でも話した様に、彼は素晴らしいチームメイトだと思っている。必ずしもそれを変える必要があるとは思わない」

 またハミルトンはジョージ・ラッセルがチームメイトになる可能性について訊かれると、次のようにそっけなく答えている。

「彼は今、僕のチームメイトじゃない。だから何かを言う必要はないね」

 
 

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