クルサード、フェラーリで苦しむハミルトンは「見るに堪えない」? イギリスGPで見えた”光明”は本物か
元F1ドライバーのジェンソン・バトンとデビッド・クルサードは、苦しんでいるルイス・ハミルトンのフェラーリ1年目について考察した。
2009年のF1王者であるジェンソン・バトンと13回のグランプリ優勝経験を持つデビッド・クルサードが、ルイス・ハミルトンのフェラーリでの滑り出しについて議論した。
バトンは7度の王者であるハミルトンにとって、現状は苛立たしいだろうと述べ、クルサードはイギリスGPまで「見るに堪えない」状況だったとコメントした。
ハミルトンは、メルセデス在籍12年で6度のチャンピオンに輝いた後、今季からフェラーリに移籍。この移籍はファンとF1パドックの両方から大きな話題と期待を集めたが、これまでの12戦を終え、ハミルトンは依然として新しいチームに順応している最中といったところだ。
とはいえ、40歳のハミルトンが成功の兆しを見せていないわけではない。第2戦中国GPのスプリントではポール・トゥ・ウィンを果たしたのだ。しかし決勝レースではスキッドの摩耗でレース後に失格となってしまった。
以降はピリッとしないレースが続いたが、母国イギリスGPでは4位に入賞。フェラーリでの決勝ベストリザルトを記録した。
クルサードは F1.com に対して、イギリスGPではハミルトンの方がチームメイトのシャルル・ルクレールと比べ「より優勢だった」と説明したが、それが他のレースに当てはまるか疑問視している。
「シルバーストンではより快適に感じていたようだ」と、クルサードは述べた。
「中国を除けば、シルバーストンまでルイスがそこ(フェラーリ)で走るのを見るのは不快だった。彼はシャルルほど速くは見えなかった」
「このスポーツの歴史上、フェラーリは最も有名なチームのひとつであるため、どのチームもフェラーリが速いことを嫌がっているわけではないと思う。だがシルバーストンでは、彼がより物事を掴んでいるように見えた。それはシルバーストンだったからなのか、それともそうではないのか? それはまだ不明だ」
Lewis Hamilton, Ferrari
Photo by: Sam Bloxham / Motorsport Images
2010年から2012年までマクラーレンでハミルトンのチームメイトだったバトンは、F1でチームを移籍することの難しさ、特にイギリスのチームからイタリアのチームに移籍することの難しさを指摘した。
「ルイスは常にトップに立つことを期待され、チームメイトと同等、あるいはそれ以上のパフォーマンスを期待されるが、今年はそうはなっていない」
そうバトンは説明した。
「チームを移籍することは常に難しいモノだが、特にイギリス以外のチームに移籍する場合はなおさらだ。彼はこれまで、あるいはカート時代以来そういった経験をしたことがない。一方でチームメイトはイタリア語を話せて、チームに完全に溶け込んでいる」
「したがって難しい状況だが、もしその状況でマシンに乗り競争力を発揮できるドライバーがいるとすれば、それはルイスだろう。時間の問題だが、マシンの性能を最大限に引き出せないことは、少しイライラする部分もあると確信している」
ハミルトンはシーズン折り返しとなった現段階で、103ポイントを獲得してランキング6番手。一方、ルクレールは119ポイント獲得でランキング5番手となっている。
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