ハミルトン、フェラーリ地元戦での4位追い上げにホッと一息。中国以来の“人馬一体”感を得る「予選が上手くいってたらな……」
フェラーリのルイス・ハミルトンは、F1エミリア・ロマーニャGPで12番手から4位。チーム母国戦で追い上げ上位入賞を果たし、胸を撫で下ろした。
Lewis Hamilton, Ferrari
写真:: Ferrari
今季からフェラーリに移籍したルイス・ハミルトンはF1エミリア・ロマーニャGP決勝で、中国GPでのF1スプリントの勝利以来初めて、今季のマシンSF-25との一体感を感じたと語った。
第2戦中国GPのF1スプリントで衝撃的なポールトゥウィンを挙げ、7度のF1世界チャンピオンは伊達ではないと見せつけたハミルトン。さらなる好結果が期待されてきたが、その他のレースでは苦しい状況が続いてきた。
フェラーリは母国戦となるエミリア・ロマーニャGPでアップデートを投入したものの、チーム全体として苦戦。予選では2台揃ってQ3進出を逃し、シャルル・ルクレールが11番手、ハミルトンが12番手と入賞圏外から決勝レースを迎えた。
ルクレールが不運で後退を余儀なくされた中、ハミルトンはハードタイヤでスタートする戦略がバーチャルセーフティーカー(VSC)やセーフティーカー(SC)出動のタイミングと噛み合い、力強いペースを見せて4位までポジションを上げることができた。
ハミルトン曰く、SF-25との一体感を感じることができたのは、中国GPのF1スプリント以来だという。
「中国はとても素晴らしかったけど、僕は後ろからバトルで追い上げる展開が好きなんだ」とハミルトンは言う。
「子どもの頃は、そうやってレースをスタートしていた。でも間違いなくメガなレースだったし、多くの収穫があった」
Lewis Hamilton, Ferrari
Photo by: Sam Bloxham / Motorsport Images via Getty Images
「今回の戦略は本当に素晴らしかった。ピットに呼び込むタイミングも素晴らしかった。中国GPではクルマとの一体感を感じたけど、今回はそれ以来だ。本物のシナジーを感じたし、セットアップも素晴らしかった」
一方で、フェラーリの予選ペースは由々しき状況。ハミルトンも、SF-25が持つ問題点を認識している。
「僕らは予選でポテンシャルを引き出さなければならない」とハミルトンは言う。
「予選を上位で終えることができていたら、表彰台を争うことができていたはずだ。それが可能だったとは思わないけどね」
エミリア・ロマーニャGPの週末には24万2000人のファンが詰めかけ、イモラのスタンドは赤一色となった。
「信じられないような、素晴らしい経験だった」とハミルトンは言う。
「ドライバーズパレードでドライバー全員が普通に話をしていたけど、僕はアイルトン(セナ)の像を見たかったんだ。写真も撮ったよ」
「観客の写真を撮っていたけど、どこもかしこも赤一色だった。ソファーでベーコンサンドイッチを食べながら、ミハエル・シューマッハーがここでレースをしている姿を見て育ったんだ」
「今、2台のフェラーリのうち1台に乗っていると思うと、信じられないような経験だ。大きな情熱を持つ人たちとの繋がりを持つことは、僕にとって信じられないことだ」
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