”ラッキー!”なマグヌッセン、予選Q3で赤旗の原因に……でもその後好アタックで4番グリッド獲得
ハースのケビン・マグヌッセンは、F1エミリア・ロマーニャGPの予選Q3序盤にスピンし赤旗の原因になりながらも、自力でピットに戻り、最終的に4番手となったのは幸運だったと語った。
F1エミリア・ロマーニャGPの予選で、ハースのケビン・マグヌッセンは4番手タイムを記録した。予選Q3ではスピンアウトし、赤旗中断の原因になるなどした中で自力でコースに戻ることができ、その後好結果を手にできたことは幸運だったとマグヌッセンは語った。
マグヌッセンはエミリア・ロマーニャGPの予選Q3の序盤、アクア・ミネラーリでスピンし、コースオフしてストップ。これによりセッションは赤旗中断となった。
しかしマグヌッセンはウォールにぶつかることは辛うじて避け、グラベルから自力で脱出。ピットに戻ることができたため、赤旗が解除された後、再びアタックを行なうことができた。その結果、マグヌッセンは4番手タイムを記録。その後、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、ランド・ノリス(マクラーレン)がストップしたことで赤旗が相次いだため、結局そのまま4番手という好ポジションを手にすることができた。
「とても嬉しい。僕らにとって、信じられない結果だ」
マグヌッセンは予選後にそう語った。
「マシンは素晴らしかったので、とても速く、ドライブするのが楽しかった。チームのことをとても誇りに思っている」
マグヌッセンは、Q3でスピンした時に、彼のセッションは終わったと思ったと語った。
「白線に触れた途端、コントロールを失ってしまった。ウォールにぶつかると思ったんだ」
そうマグヌッセンは語った。
「グラベルに入った時に、かなり減速した。その時にアンチストールに入っているのに気付いて、まだ後ろを向いている時にクラッチを引き、その後エスケープロードに上がるために少しだけスロットルを踏んだんだ」
「かなりラッキーだった」
この予選4番手という成績は、ハースF1史上予選での最高位。マグヌッセンが2018年のドイツGPで記録した5番手を上回った。
マグヌセンは、ハースのマシンVF-22がどんなコンディションでも競争力を持っていると感じており、イモラがオーバーテイクが難しいコースであることを考えると、日曜日の決勝レースに向け、良いスタートポジションを確保できるはずだと語った。
「日曜日の決勝レースを、良いポジションからスタートしたい」
そうマグヌッセンは語った。
「僕らは4番手だ。ドライでは、4番手になるだけの十分な速さはないと思う。でも、オーバーテイクが難しいはずなので、1周目を4番手で帰ってくることができれば、素晴らしいと思う」
「その後ひとつかふたつポジションを失ったとしても、日曜日にはポイントを獲得するために素晴らしいポジションを手にできるだろう」
「もちろん、4位よりも良いポジションでフィニッシュしたいと思っているけど、現実的にならなきゃいけない」
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