マグヌッセン、いい大人らしくヒュルケンベルグとも良好な関係に? 「もしかしたら、親友になれるのかもしれない」
ハースのケビン・マグヌッセンは2023年にチームメイトとなるニコ・ヒュルケンベルグとは、巷で噂されているような険悪な関係にはならないだろうと語った。
F1の2023年シーズンからハースでチームメイトとなるケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグ。彼らには過去の諍いから関係を危ぶむ見方があるが、マグヌッセンは上手くやっていけると考えているようだ。
マグヌッセンとヒュルケンベルグは2017年のハンガリーGPでの出来事をきっかけに確執があった。当時はルノーでドライブしていたヒュルケンベルグとマグヌッセンがポジションを争っていたが、マグヌッセンがヒュルケンベルグをコース外に押し出すような形となり、この件でマグヌッセンにペナルティが科されたのだ。
レース後、ヒュルケンベルグはマグヌッセンに対し「またグリッドで最もスポーツマンシップに欠けるドライバーになったな」と声をかけ、マグヌッセンもそれに対して「俺の××をしゃぶれ、ハニー」とSワードで返答。そういった事例から、彼らの関係については険悪なものがあると認識されてきた。
実際、ヒュルケンベルグがアストンマーチンで代役参戦を果たしたときまで、彼らが互いに連絡をとることはなかった。ただ、本人は関係性について問題はないのだと語っている。
「僕らはこれまでに密接な関係になったことはない」と、マグヌッセンは言う。
「バーレーンGPでは、空港で顔を合わせてはじめて話もした」
「多くの人は僕らがなにか揉めていると思っているようだけど、実際はそうじゃないんだ」
Nico Hulkenberg, Haas F1 Team
Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images
またマグヌッセンはヒュルケンベルグとチームメイトとなるうえで、これまでミック・シューマッハーとしてきたようにオープンなアプローチを続けていくと語っており、コンビ仲を深めるためにコース外で親密にならなければというプレッシャーも無いと話した。
「親友になる必要はないと思うんだ」と、マグヌッセン。
「もしかしたら、親友になれるのかもしれない。誰にもわからないことだけどね! でもコースを離れても何か(ヒュルケンベルグとの間で)築き上げていかなきゃというプレッシャーは無いよ」
「僕は彼のことをドライバーとしてリスペクトしている。それだけが重要な問題なんだ。これから彼の人となりを知っていくことになるだろう。これまで彼と親密になって、彼のことをよく知るようなことはなかったんだ」
「だけどそれは大した問題じゃない。僕としてはコース上でもコース外でも、チームメイトとして一緒に上手くやっていけると確信している」
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