F1
チームの苦戦は僕の苦戦。マグヌッセン、所属のハースF1は2023年ランキング最下位も一心同体「僕ら全員に責任がある」
ハースのケビン・マグヌッセンは、2023年シーズンで苦戦したチームを批判することはなく、一心同体の状態にあると語った。

Adam Cooper
編集: 2023/12/27 8:32
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2023年シーズンのF1でコンストラクターズランキング最下位に終わったハース。苦しい状況が続いたものの、ケビン・マグヌッセンはチームを批判する姿勢を示していない。
マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグのふたりは2023年シーズン、予選1発の速さで時折輝きを放ったものの、決勝ではタイヤのオーバーヒートが原因でレースペースが安定せずズルズルとポジションを落としていく展開が多く見られたされた。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行なわれたアメリカGPでハースは、全く新しい空力パッケージを投入したものの、チームを好転させるには至らなかった。
ラスベガスとアブダビの最終2戦ではドライバーごとに選択が分かれ、マグヌッセンが新パッケージ、ヒュルケンベルグは旧パッケージに戻して戦った。
マグヌッセンはフラストレーションのたまる1年だったものの、公然とチームを批判したくないと語った。
「君たちのために安売りすることがチームのためになるとは思わないよ」
マグヌッセンはそう語る。
「これはチームスポーツだと思う。僕ら全員が関わっている。僕ら全員に責任があるし、ここに立って『なんてこった!』という感じにはなりたくない。ハースのチームメンバー全てがそうであるように、僕もこの問題の一部だ」
「そして、かつてのように団結して復活する必要がある。このチームの才能と可能性はとても大きいと思うし、チームは長い間、大きな可能性を示してきた。そろそろ安定した成績を残せるようになってもいい頃だ」
「だから僕は、このチームを前進させ、僕らに何ができるかを証明するために戦いたいんだ」
Photo by: Andy Hone / Motorsport Images
Kevin Magnussen, Haas F1 Team, in the garage
またマグヌッセンは、2023年マシンのスピードが十分ではないと当初から感じていたと明かし、その感覚は2019年に経験したモノと似ていたという。
「特に、僕は2019年にこのチームにいて、かなり似た状況に陥っていたから、僕は少し早い段階から警鐘のようなモノを鳴らしていた」とマグヌッセンは言う。
「2019年マシンをドライブしていたから、他の年よりも早くにそうしたんだ」
「ただ、症状は同じでも原因が同じとは限らない。今は2019年と全く違うタイプのマシンで、2019年マシンとは異なる方法でダウンフォースを発生させるグラウンドエフェクトカーだからね。比較はできないよ」
そして苦しんだ2023年シーズンから得られるポジティブなことはあるか、と訊かれたマグヌッセンは次のように答えた。
「常に順風満々だったら学べなかったようなことを、こうして厳しい時期に学ぶことができる」
「それが人格形成に繋がり、強くしてくれる。辛い時の耐性を養うんだ。面白いことじゃないし、今年はあまり楽しめなかったけど、また次がある。来年は僕らにとってまた大きなチャンスなんだ」
なおマグヌッセンは、シーズン終盤でドライバーごとにスペックを分けたことでチームは有益な情報を得ることができたとして、その判断を支持している。
「僕らは学びを得ることができたと思うし、こういうタイプのマシンからサーキットの情報を得るのは良いことだった」とマグヌッセンは言う。
「(パフォーマンスは)改善はされていなかったけど、2台のマシンを隣り合わせで2〜3レース走らせたのは良かったと思う」
「僕は(新スペックで)1レースだけ走らせて、また旧スペックに戻したかった。だけど、ロジスティクスの関係でそれは不可能だった。だから(アブダビで)チームのためにもう1回走ったんだ。でもそれには満足しているし、来年を楽しみにしている」
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