ピアストリ、マネージャーのウェーバー現場離れは「自然な流れ」2025年のタイトル争い通じ独り立ち?
オスカー・ピアストリのマネジメントを務めてきたマーク・ウェーバーは最近、体制変更で役割を減らしたが、これは「自然な流れ」だと同じ元F1ドライバーのデビッド・クルサードが語った。
マクラーレンF1のオスカー・ピアストリは2026年シーズンからマネジメント体勢を変更。元F1ドライバーのマーク・ウェーバーがレース時のサポート役から退くことになった。これは自然な流れだと元F1ドライバーのデビッド・クルサードが指摘する。
2023年にマクラーレンからF1デビューを果たしたピアストリは、現役引退後にマネジメント会社を運営しているウェーバーがマネージャーを務めてきた。そして各グランプリに帯同し、同郷出身の若きピアストリを支えてきた。
そして2026年、ピアストリはマネジメント体制を一部変更した。ウェーバーはグランプリにおけるサポート役からは身を引き、商業的な部分に集中することとなった。
ウェーバーの役割縮小について、同じく元F1ドライバーであるデビッド・クルサードは自然な流れだろうと語る。
「私はこっそり見てきたわけではないが、マークと妻のアンはオスカーをF1グリッドに送り込むというだけではなく、契約が成立するかもしれなかったアルピーヌではないチームで乗せるために全力を尽くしたと思う」
「彼らはオスカーをマクラーレンに送り込み、グランプリドライバーとしての初期段階を支え、そしてCEOや取締役会、チーム代表が決定したマクラーレンの方針が正しいかどうかという非常に公的な議論の中で、彼と共に戦ってきた」
Oscar Piastri, McLaren
Photo by: Steven Tee / LAT Images via Getty Images
マクラーレンは、ピアストリとチームメイトのランド・ノリスに対し、最低限の取り決め(互いに接触しないこと)を設けつつも、ドライバーズタイトルを巡って自由に争うことを許可していた。いわゆる「パパイヤルール」だ。そして2025年は最終的にノリスがアブダビGPでタイトルを獲得し、ピアストリはレッドブルのマックス・フェルスタッペンに次ぐランキング3位でシーズンを終えた。
クルサードはこの1年間の戦いを経て、ピアストリが独り立ちしたのは自然な流れだと語った。
「結局はそこに尽きる」とクルサードは続けた。
「誰もドライバーがポジションを譲るよう指示されるのを見たいとは思わない。彼らには実際にやっていたが、自分たちのやり方で戦う権利があるんだ」
「私がF1に参戦し始めた頃はチームオーダーは禁止されていたが、実際には行なわれていた。その後、FIAはチームの利益のためにオーダーを出すことを認めるようにルールを変更した。つまりマクラーレンは、チームにとって最善のことをしたに過ぎない」
「このスポーツのファンとして、そして私自身が何度かチームメイトのためにポジションを譲る経験をしてきた立場としても、チームオーダーはあまり見たいとは思わない」
「だが、マークの言い方を借りれば、オスカーとともに“戦場に立ち”、彼にとって初のタイトル争いを経験した後であれば、いずれは一歩引いて彼に任せたいと考えるのは自然なことだと思う。結局のところ、ドライバーと一緒に車に乗ることは誰にもできないからね」
「ケケ・ロズベルグがミカ・ハッキネンを支えた場合であっても、あるいは他のどのマネージャーであっても同じだ。最終的にはドライバー自身がコース上で結果を出さなければならない」
「マークが現役を引退したからといって、急に24戦ものグランプリに同行し、オスカーの手を握って良い時も悪い時も彼を支えながら導くために戻ってきたわけではないと思う。マークとアンが今も関与しているという、新しい体制への自然な発展に過ぎないだろう」
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