F1 スペインGP

レッドブル、角田裕毅はF1スペインGPでも“旧パッケージ”で走行「理由はイモラでのクラッシュ」

レッドブルのヘルムート・マルコは、エミリア・ロマーニャGP予選でのクラッシュの影響により、角田裕毅がスペインGPでも旧スペックのパッケージで走行していると明かした。

滑川 寛

公開日時: 2025/05/31 3:03

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Yuki Tsunoda, Red Bull Racing Team

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing Team

写真:: Red Bull Content Pool

 レッドブルの角田裕毅は、ヨーロッパ3連戦を締めくくるスペインGPでも引き続き旧パッケージのRB21で走行している。

 レッドブルはF1マイアミGPで全面的に設計を見直したフロアを、まずマックス・フェルスタッペンのマシンに投入。イモラで行なわれた翌戦エミリア・ロマーニャGPでは、チームメイトである角田裕毅も同じフロアを使用したものの、予選Q1で大クラッシュを喫してマシンは大ダメージを受け、マイアミGP以前の仕様に戻すこととなった。

 レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが指摘していた通り、マシン大破によってチームが置かれたスペアパーツの状況は厳しく、角田はモナコGP、そしてスペインGPでも旧パッケージのRB21を走らせることとなった。

「彼はマックスと同じパッケージを持っていない。理由はイモラのクラッシュに遡ると言っておこう」

 スペインGP初日を終えて、マルコはSky Sports Germanyに対してそう語った。

「ラップタイムの面でそれがどれほどのハンデになるかを正確に答えるのは難しいが、マシンがマックスと同じレベルにないのは間違いない」

 スペインGP初日を終えた時点では、フェルスタッペンが予選ペース、決勝ペース共に最速マクラーレン勢に食らいつくパフォーマンスを見せ、マルコも満足な初日だと総括した。

「全体的にグリッド全体が接近している。フェラーリとメルセデスが追い上げてきた」とマルコは言う。

「このまま行けば0.1秒差で全てが決まると思う」

「でも全体的には満足している。こんなに良い初日は久しぶりだ」

 スペインGPではフロントウイングの検査基準が厳しくなり、最速マクラーレンが最も大きな影響を受けるのではないかと噂されてきた。しかし、フリー走行1回目ではマクラーレンのランド・ノリス、フリー走行2回目ではそのチームメイトであるオスカー・ピアストリが最速。検査基準の変更を感じさせない速さを見せた。

「基本的には何も変わっていない。マクラーレンがわずかに有利なのは変わらない。ただ、先程も言ったように、我々もメルセデスもフェラーリも全チームが接近している」とマルコは続けた。

「あとは微調整をして、レース中にどう活きてくるかというところだと思う」

 その一方で角田の走りは振るわず。フリー走行1回目では9番手、フリー走行2回目では13番手と中団グループに飲み込まれた。角田は「大きなミスを犯したわけではないのに、ライバルたちと比べてかなり後れを取ってしまいました」と明かし、厳しい状況を認めていた。

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