フレキシブルウイング規制強化の影響は? フェルスタッペンは重要視せず「他のチームも、マネジメントできるはず」
F1スペインGPからフロントウイングのたわみに関して規制が強化されるが、マックス・フェルスタッペンはその影響を軽視している。
Max Verstappen, Red Bull Racing
写真:: Red Bull Content Pool
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、フロントウイングのたわみに対する新たな規制はレッドブルのパフォーマンスには影響しないと語り、ライバルたちにも影響を及ぼすかどうか懐疑的だ。
F1は今季、フレキシブルウイングに対する規制を強化している。空力パーツのエアロ・エラスティシティ(空力弾性/空力的負荷によるパーツの弾性変形)を好ましくないレベルで利用するチームが出ないよう、荷重検査が厳しくなっているのだ。
リヤウイングは開幕から検査が厳しくなった上、3月の中国GPではさらに引き締めが行なわれた。フロントウイングについては、今週末のスペインGPから検査が厳しくなる。
多くのチームやF1パドックのオブザーバーは、この規制が順位にどのような影響を与えるのか、注目している。中でもマクラーレンは、マシンのセットアップやバランスの妥協点を探る上で、フレキシブルウイングを上手く活用していると考えられている。
しかしタイトル争いでマクラーレンを追う立場にあるフェルスタッペンは、この変更が大きな影響を与えることはないと感じている。
「僕たちに影響はない。自信を持ってそう言えるよ」
木曜日、バルセロナのパドックでフェルスタッペンはそう語った。
「ああいう(フレキシブル)ウイングは僕たちに大きなパフォーマンス向上をもたらすことはなかったと思う。僕たちが間違っていたのか、最大限にパフォーマンスを引き出せなかったのかは分からない」
「でも他のチームにとっても、どうにかなることだと僕は確信している。良いクルマは良いクルマなんだ。フロントウイングがちょっと曲がらなくなってもね」
レッドブルはここ数週間、RB21のパフォーマンスを引き出すことに成功している。エミリア・ロマーニャGPでは、フェルスタッペンがレースペースでマクラーレンを上回り、優勝を果たしている。
しかしフェルスタッペンは、エミリア・ロマーニャGPではマクラーレンが実力を発揮しきれなかったと考えており、スペインGPにも力関係が引き継がれるとは考えていない。
「イモラはもちろん、最終的にはとてもポジティブだった。でも、それを再現しようとするのは……分からない。ベストを尽くすよ」
そうフェルスタッペンはmotorsport.comに語った。
「でもイモラは、僕たちが強かったのか、マクラーレンが弱かっただけなのかは分からない。それを判断するのは難しいよ」
前戦モナコGPでは、レッドブルが長年苦手としてきたバンピーなストリートサーキットでの弱点がまだ残っていることが浮き彫りになった。
「マシン的には、ストリート・サーキットはすべて(難しい)だろうね」
「僕はストリートサーキットが嫌いなんだ。高速コーナーほど、僕らは競争力があると思う。実際、そこでは縁石にぶつかる必要はないと思うからね」
「僕らのクルマは高速コーナーが得意なんだ。ただ、それをもう少し中速、特に低速に持っていく必要がある。高速サーキットで2勝(鈴鹿とイモラ)しているから、それが僕たちの強みがどこにあるかという証だと思う」
「他のサーキットで僕たちが少し足りなかったのは、すべてより低速から中速のコースだった」
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