フェルスタッペン、スプリント予選の低速走行で調査もペナルティは無し。チーム側には戒告処分
F1マイアミGPのスプリント予選でマックス・フェルスタッペンはアウトラップが基準タイムよりも遅く調査対象となっていたが、お咎め無しの判断となった。
Max Verstappen, Red Bull Racing
写真:: Red Bull Content Pool
5月2日に開幕したF1マイアミGPのスプリント予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはスプリント予選中のアウトラップが遅かったことで調査されていたが、最終的にお咎め無しとなった。
フェルスタッペンはスプリント予選をアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、マクラーレン勢のふたりに次ぐ4番手で終えていたが、SQ2のアタックに向かう際に不必要な低速走行があったとして、スチュワードによる召喚を受けてしまった。
FIAのスポーティングレギュレーションでは、「いかなる時も車両を不必要に低速、不規則、または他のドライバーや他の人に危険を及ぼす可能性のある方法で運転してはならない」と規定されている。
そしてFIAレースディレクターは、イベント前の通知で予選中に危険な状況を避けるために、最低ラップタイムを設定している(マイアミGPでは1分45秒)。
フェルスタッペンはこのタイムより6秒遅く走行したラップがあったとして召喚されたわけだが、スチュワードによるチーム代表とフェルスタッペンとのヒアリングの結果、フェルスタッペンに罰則が下ることはなかった。
レッドブルは、フェルスタッペン車のダッシュボードには、プログラミングのエラーによって誤って”6秒遅い”タイムが表示されていたことで違反が起きたと説明。最初のクールダウンラップ後に問題を把握したチームは、すぐにフェルスタッペンに表示されるタイムを最低6秒下回るように指示し、以降のラップでフェルスタッペンはその指示に従っている。
スチュワードは規則違反があったことは認めた上で、「フェルスタッペンが車内で得られた情報に基づくと“不必要に低速”で運転していたわけではなく、他車の走行を妨害したり、危険な状況を作り出そうともしていなかった」ため、ペナルティには値しないと判断したと説明している。
フェルスタッペンは当該ラップ以外では安定したスピードで管理しており、不必要に危険な状況を引き起こしたとはスチュワードは考えなかったため、罰則なしの判断となった。
なおフェルスタッペンは罰則無しに終わったが、レッドブルに対しては、「正確な情報を車内に反映する責任がある」として、戒告処分が下される結果となった。
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