マックス・フェルスタッペン、トラブル連発にうんざり「2戦連続で大怪我しそうになったんだぜ」
F1イギリスGPの決勝レースでスピンし、コースオフ……グラベルにハマってリタイアとなったフェルスタッペンは、トラブルが頻発していることにうんざりしていると語った。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPの決勝レース終盤、ストウコーナーでスピンし、グラベルトラップにスタックしてしまい、リタイアとなった。これについてフェルスタッペンは、トラブルが続発していることにうんざりしており、しばらくチームとは関わりたくないと語った。
イギリスGPはフェルスタッペンにとって試練とも言えるレースとなった。予選では7番手となり、パワーユニット(PU)とバランスの問題に苦しんでいた。にもかかわらず、決勝では今シーズン3度目の表彰台獲得に向けて進んでいるように見えた。
ただフェルスタッペンは、予選でのトラブルを受け、PUを交換することをチームに強く求めていた。そしてセッティングも大きく変更し、ピットレーンスタートを選ぶべきだと進言した。
しかしチームはその主張を受け入れなかった。これについてフェルスタッペンは、オランダのテレビ局Viaplayのインタビューにこう説明していた。
「その理由はチームに聞いてほしいね」
「ピットレーンからスタートした方がずっと良かったんだ。結局はレースの展開は一緒だったからね。それでチームには『レースでも同じことが起きるだろう』と言ったんだ。そして、まさにその通りになった。予選と同じだ」
それでもフェルスタッペンは、表彰台圏内を争っていた。しかしそれは、運が良かっただけだとフェルスタッペンはレース後に語った。
「僕の周りで起きたこと……ルイス(ハミルトン/フェラーリ)へのペナルティ、ジョージ(ラッセル/メルセデス)のスローパンクチャー、キミ(アントネッリ/メルセデス)のトラブルなど、全てにおいて幸運だったんだ」
「もし表彰台に上がれたら、それはそれ嬉しいことだ。でも、実力に見合ったモノでは全くなかったんだ」
「ハードタイヤを履いた時には本当に遅かった。ジョージとルイスをあんなにも長く抑え込めたのが不思議なくらいだ。週末を通してバランスが悪く、他のマシンと比べても、最高速が全く足りなかった。レースも予想通りだった」
■フェルスタッペン、リヤウイングのトラブルは「危険」と断罪
Max Verstappen adds he's not interested in talks with Red Bull's top management ahead of the Belgian GP
Photo by: Sam Bagnall / Sutton Images via Getty Images
フェルスタッペンは結局表彰台に立つことはできなかった。レース終盤、ストウコーナーでスピンし、グラベルトラップにスタック。リタイアを強いられた。
「オーストリアと同じだ。壊れた箇所は違うけど、結果は同じだ。コーナーに進入する時に、リヤウイングが完全には閉じないんだ。そのためダウンフォースが大幅に失われ、コースアウトしてしまった」
フェルスタッペンは、レッドブルの現状について苛立ちを募らせている。
「すごく危ない状態だ。だって2度も大怪我する可能性があったんだからね。オーストリアでもここでも、僕は運が良かった。だからこそ、本当にうんざりしているんだ」
フェルスタッペンによれば、今年のレッドブルはPUからシャシー、そしてリヤウイングに至るまで、あまりにも多くの問題を抱えているという。そのため、楽観視できる要素はほとんどないのだ。
「今週末に起きたことを考えると、今楽観的になれるのは、相当に禅を極めたような人くらいだろうね。でも僕はそういう人間じゃない。気持ちを切り替えて、もう一度挑戦するには数日必要だと思う」
次は2週間後のベルギーGP。そのグランプリを前にレッドブルの首脳陣としっかり話をする必要性を感じているのではないかと尋ねられたフェルスタッペンは、次のように語った。
「正直言って、しばらくの間はそれについて何もしたくないよ」
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