フェルスタッペン、今のままならF1引退?「この状態が続くなら、精神的に耐えられない」
マックス・フェルスタッペンは、F1が今のPUのバランスを維持することは、自分にとって「精神的に耐えられない」ことだと語った。
Max Verstappen, Red Bull Racing
写真:: Mark Thompson / Getty Images
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1が2027年に向けてパワーユニット(PU)のレギュレーションを大幅に改善できなければ、F1に留まることは「精神的に不可能」だと述べた。
F1関係者が来年に向けて欠陥のある2026年パワーユニット規則を改善する方法を模索する中、FIAはV6エンジンの出力を増強し、電気エネルギーの割合を減らして、今の50:50から60:40へとすることで電気への依存度を下げるという提案を行なった。
これについてFIAは各チームの代表者やF1首脳陣、PUメーカー5社と原則合意に至ったと発表したものの、その会合の後、複数のメーカーが方針を撤回したり、関連するスケジュールに異議を唱えたりしており、中には変更を2028年まで延期し、来年は小規模な調整を行なうことを好むメーカーもあった。
現行レギュレーションを最も強く批判してきた4度の世界チャンピオン、フェルスタッペンは、F1での将来を考える上で、”60:40”への変更は「非常に前向きな」正しい方向への一歩だと述べた。フォードと共同でPUを製造している彼の所属チーム、レッドブルもメルセデスと同様に、この変更を支持している。
Max Verstappen, Red Bull Racing
Photo by: Sam Bloxham / LAT Images via Getty Images
パドック内の政治的な駆け引きによってこの動きが頓挫する可能性も出てきた中で、フェルスタッペンはFIAが介入して変更を強制的に実施するよう強く求めた。理論的には、安全上の理由をつけてFIAが強制的に変更を行なうことは可能だ。
フェルスタッペンは、木曜日にカルロス・サインツJr.(ウイリアムズ)が語ったコメントについて、「もちろん、僕も同意見だ」と話した。
「それはスポーツ全体にとって良いことだろう」
「もしこのままの状態が続くなら……どうなるか見てみよう。僕にとって、このままの状態を続けるのは精神的に耐えられないんだ。絶対に無理だ」
2015年にF1デビューし、すでに10年以上のキャリアを持つ28歳のフェルスタッペン。提案された規則変更が政治問題化したことに驚きはなかったと付け加えた。
「それがF1というものだよ。実際そういうものなんだ。少し残念だけどね」
「でも、前向きに考えよう。僕たちは依然として、そうした変更を実現する方向に向かっている。もちろん、現時点で少し優位に立っている人たちは、それを難しくしようとするだろう。だけどFIA、そしてF1の運営側が強い姿勢を見せて、実行するべきなんだ」
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