F1

フェルスタッペンが”ニュル北”に挑戦? 24時間レースなどを見据え、ライセンス取得の可能性

マックス・フェルスタッペンは、象徴的なノルドシュライフェでの将来的なイベント参戦を目指し、ニュルブルクリンクのライセンス取得を目指しているようだ。

Lydia Mee

公開日時: 2025/05/12 8:14

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Max Verstappen, Red Bull Racing

Max Verstappen, Red Bull Racing

写真:: Sam Bagnall / Motorsport Images

 4度のF1チャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペンが、ニュルブルクリンク24時間レースなどのイベント参戦に必要な、パーミット(許可証の意味)取得を計画していると『Auto Motor und Sport』が報じた。

 このニュースは、フェルスタッペンがニュルブルクリンクで行なわれたテストに参加し、フェラーリ296 GT3をドライブした直後に浮上したものだ。

 フェルスタッペンはフランツ・ヘルマンという偽名でテストに参加し、自分の存在を知られないようにしていたものの、その甲斐なく即バレ。最終的にはSNSでテストに参加したことを明かしていた。

 ドイツ・モータースポーツ連盟(DMSB)が発行するノルドシュライフェ・パーミットは、ニュルブルクリンクの象徴的な北コース”ノルドシュライフェ”で行なわれるNLS(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)や、ニュルブルクリンク24時間レースに参戦するために必要となる。

 最上位となるグレードAのパーミットを得るためには、DMSBが定めるカテゴリーBの車両で、最低でも2度以上レースの完走が必要となる他、ペナルティの有無や周回数など複数の項目を満たす必要がある。

Max Verstappen, Red Bull Racing

Max Verstappen, Red Bull Racing

Photo by: James Sutton / Motorsport Images

 フェルスタッペンは以前からたびたび、様々なカテゴリーのレースへの情熱について口にしており、F1を離れると決めたら他のシリーズにも挑戦したいと語ってきた。

 GT3での将来についても、以前フェルスタッペンは次のように語っている。

「すべてはシムレースのチーム・レッドラインから始まったんだ」

「『Verstappen.com』レーシングでは、僕に近い人たちの様々なレース活動のスポンサーになり、サポートしている。DTMやGTWCスプリントでもティエリー・フェルミューレン(自身のマネジャーであるレイモンド・フェルミューレンの息子)と一緒に活動しているし、ラリーでも僕の父と一緒に活動している」

「でも、最終目標は自分たちのレースチームを結成することなんだ。GT3クラスからスタートして、船がどこで挫傷するか見てみよう。もし壊れたら……」

 フェルスタッペンが今後の展望についてそう話したのは2023年のこと。いよいよ計画が実現段階に入っていてもおかしくない。

「何かをやるからには、上手くやりたい。そこでも勝ちたいんだ。シムレースからGT3への足がかりを作ることができれば、カートを通じてモータースポーツの世界に入ることができる。現段階ではかなりのお金が必要になるからね」

「どうなるかはわからないけれど、野心は常にある。もちろん、チームにどれだけの優秀な人材がいるか、どれだけのノウハウがあるかにもよるけど、耐久レースで最高レベルまで成長できたらいいね」

「それに取り組んでいるところなんだ。来年(2024年)は厳しいが、できるだけ早く実現したい。2025年に最低2台のGT3チームを持つことは可能なはずだ」

「計画段階は終わった。今は行動モードなんだ」

 全24戦が予定されている今季のF1。その合間を縫って他カテゴリーのレースに出場し、パーミットを取得するのはかなり難しそうだが、果たしてフェルスタッペンは行動を起こすのだろうか。

 ちなみに、今季のニュル24時間レースは6月21-22日に開催される。カナダGPとオーストリアGPの間、ちょうどF1開催がない週末となっている。

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