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マゼピンはイモラで立ち直る……ハース代表、開幕戦ミス連発のルーキーに期待

ハースF1のチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、ニキータ・マゼピンは開幕戦のスタート直後にクラッシュしたことで自分を責めたが、再びレースに挑む準備は整っていると語った。

Nikita Mazepin, Haas VF-21, crashes out on the opening lap

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 ハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表は、同チームからデビューを果たしたニキータ・マゼピンについて、開幕戦のスタート直後に単独クラッシュしたことで自分を責めていたが、再びレースに挑む準備はできているはずだと語った。

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 マゼピンのF1デビュー戦は厳しいモノとなった。彼はフリー走行や予選でスピンを喫したばかりか、決勝レーススタート直後のターン2立ち上がりで縁石に乗った瞬間にコントロールを乱し、そのままウォールにクラッシュしてリタイアすることとなってしまった。走行距離にしてみれば、わずか1kmと少しだった。

 マゼピンはこのクラッシュについて、全責任が自分にあると語った。

 マゼピンの所属チームであるハースのシュタイナー代表は、リタイアした直後のマゼピンはかなり落ち込んでいたと語ったものの、次のエミリア・ロマーニャGPで挽回するのは間違いないと語った。

「私は彼に、頭を上げて前に進んでいくように語った」

 シュタイナー代表はそう語った。

「確かに、起きたことは理想的ではないが、それは起きてしまった。彼はかなりひどく自分自身を責めた。しかし、立ち直る準備はできていると思う」

 マゼピンの能力を否定するような報道も多い中、彼自身はそれを打ち消すために懸命な努力をしていたかと尋ねられると、シュタイナー代表は「彼は良いポジションにいた」と語った。

「私はそういう風には彼のことを考えていなかったので、それは答えるのがとても難しい問題だ」

 そうシュタイナーは語る。

「誰でも、常に自分の力を証明したいものだ。それが、各々にどんな影響を与えるのかまでは分からない。ただ、彼は我々と共にテストに走り出した時には、かなり良い位置にいるように見えた」

「それだけを言うつもりはない。彼のようにオフシーズンを過ごしても、それが有利になるということでは決してないからね」

 マゼピンは開幕戦で度々スピンし、そしてクラッシュも喫したが、チームメイトであり、同じルーキーでもあるミック・シューマッハーもスピンしている。つまり、ハースの2021年用マシンVF-21は、コントロールが難しいマシンである可能性が見え隠れする。

「ニキータは少しマシンをプッシュしすぎたが、それは何よりも、彼の性格だと思う。限界を見つけようとして、時にそれを超えてしまうこともあるんだ」

「それについては驚きではない。誰もができる限り最善を尽くそうとしているし、彼もそのひとりだと思う。我々のマシンはドライブするのが簡単なマシンではない。彼はただ、一生懸命頑張っているだけなんだ」

「彼らはどちらも、スロットルを開けすぎただけだと思う。そして縁石などに乗りすぎてしまった。今のF1マシンはとてもパワフルであり、トルクがかかりすぎるとコントロールを失い、取り戻すことができなくなってしまうのだ」

 今季のハースは他チームに比べて競争力が劣っているように見える。そういう環境下でデビューするふたりのルーキーにとっては厳しい環境であり、経験不足がそのリスクに追い討ちをかける可能性があると認めた。

「戦いに挑む時には、その戦いを学ぶ必要があると思う。そしてそれは、経験次第ということだと思う。つまり、彼らはもう同じミスはしないだろう」

「彼らがスピンをすることは、今後もあるだろう。しかし、今回のようなスピンはもうしないはずだ。今回はレースをするという、新しい経験だった。他のマシンと戦おうとしたために、時には少し楽観的すぎる時もあった」

「しかしそれがなければ、ミックは良い仕事をしたと言えるだろう。彼は少なくとも、達成すべきことの半分は達成することができた」

 

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