18年GP3ランク2位のマゼピン、メルセデスF1でプライベートテスト実施へ

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18年GP3ランク2位のマゼピン、メルセデスF1でプライベートテスト実施へ
執筆:
2019/01/30 22:51

ニキータ・マゼピンは来たるF2でのルーキーシーズンに向けて、プライベートテストでメルセデスの2017年型F1マシンをドライブすることになった。

 2018年のGP3にARTグランプリから参戦し、4勝を挙げランキング2位となったニキータ・マゼピン。2019年はF2にステップアップし、GP3と同じくARTグランプリからの参戦が決まった。そんな彼はメルセデスの2017年型F1マシン、W08で12日間にわたってテストを行う予定だ。

 公式テストに関してはいくつかの制限があり、現行のレギュレーションでは開幕前に4日間のテストを2度、シーズン中に2日間のテストを2度、そしてシーズン終了後にタイヤテストを実施することができるだけだ。

 今季の公式テストで使用できるのは、2019年型マシンと前年の2018年型マシンとなっていて、FIAが認可するプライベートテストでは2015〜2017年型のマシンを使用することができる。レギュレーションの変更により2017年以降のマシンはダウンフォースが大幅に向上しており、2017年型以降のマシンとそれ以前のマシンとではマシン特性が大きく異なっている。つまりマゼピンはプライベートテストを利用して、最新型に近いハイダウンフォースのマシンで走行距離を稼ぐことが可能になる。

 過去にランス・ストロール(レーシングポイント)がデビューイヤー(当時の所属チームはウィリアムズ)の2017年に大規模なプライベートテストを実施した際、ドライブしたのは2014年型だった。それによりストロールはレギュレーションの大きく違うマシンでの走行を強いられた。

 このようなテストは「特定の期間に作られた」マシンと「テスト用に特別に製造された」タイヤでのみ行うことができる、とレギュレーションには明記されている。

 メルセデスのマシンでテストをするマゼピンだが、彼はメルセデスと正式な提携関係にあるわけではない。公式のジュニアドライバーはメルセデスのリザーブドライバーを務めるエステバン・オコンとウィリアムズからデビューするジョージ・ラッセルの2人となっている。

 なお、オコンはコーチ役としてマゼピンのテストに参加する模様だ。

 マゼピンは以前にフォース・インディア(現レーシングポイント)の開発ドライバーとしてテスト走行の経験があり、3年間で計8日間のテストを行っている。

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー Nikita Mazepin
チーム メルセデス 発売中
執筆者 Roberto Chinchero