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マゼピン父、ハースにさらなる支援を実施? スタッフのやる気維持にインセンティブ提案

ハースF1のタイトルスポンサーであるウラルカリのオーナー、ドミトリー・マゼピンは来季に向けてスタッフのやる気を保つことができるような、インセンティブ制度を提案した。

Nikita Mazepin, Haas VF-21, leaves the garage

Nikita Mazepin, Haas VF-21, leaves the garage

Andy Hone / Motorsport Images

 ハースF1チームにとって、2021年シーズンはとても苦しいシーズンとなっている。新レギュレーションが導入される2022年に向けて、開幕前にマシン開発をストップ。ミック・シューマッハーとニキータ・マゼピンのルーキーふたりを起用したこともあって、20レースを終えてノーポイントとなっている。

 ハースにとって、2022年は復活を目指すシーズンとなるが、F1史上最多23戦が予定されているシーズンでもあることから、チームとしては最高のスタッフを配し、彼らが最大限のパフォーマンスを発揮し続けられるように采配することも重要な要素となってくる。

 ニキータ・マゼピンの父親であり、チームのタイトルスポンサーであるウラルカリのオーナーでもあるドミトリー・マゼピンは、できる限りチームを支援すると決意している。そしてその一環として、スタッフが十分なモチベーションを維持できるようなインセンティブ(目標達成など成果に応じた報酬)の導入をチームに提示した。

 ウラルカリがスポンサー契約を変更し、チームの予算を増やすようなことはしないものの、ドミトリー・マゼピンはそのプランが状況を改善する良い方法だと確信しているようだ。

 11月26日(木)にロシアの『Match TV』に出演した際、彼は次のように語った。

「現行の契約は変わらないが、来年に向けて、自主的に追加の契約を提案している。それはスタッフをチームに留めるため、スタッフにより多くのことに関与してもらうため、23戦に渡ってクルマを整備し、23の異なる国をめぐるという難しさを理解してもらうためのインセンティブだ」

「ここでは人間的な要素が非常に重要だ。だからこそ、チームと一緒にスタッフのモチベーションを高めたいんだ。我々スポンサーもチームの一員でありたいと思っている」

 ドミトリー・マゼピンは、チームにとって厳しいシーズンとなった2021年に落胆してはいないようだ。

「我々は満足している」と、彼は語った。

「まず、こうした契約を結ぶ上で、お互いの利害が一致したことを感謝している。チームは懸命に努力している。来年はより良い結果を得るために、共同作業によって大きなチャンスを生み出せると考えている」

 ニキータ・マゼピンのキャリアにはウラルカリが深く関わっているが、F1におけるウラルカリの野望は、必ずしもニキータ・マゼピンと関係しているチームと共にあるとは限らないようだ。

 かつて、フォースインディアの買収にも名乗りを上げていたドミトリー・マゼピンは、依然としてどこかのチームを買収する可能性はあると明言している。

「我々はモータースポーツに大きな野心を持っており、F1チームの買収に失敗したこともある」

「しかし、我々にはまだその可能性がある。これはニキータとは関係なく、我々の長期的な計画によって決まることだ。我々はF1での存在感を拡大したいと考えている」

「我々はF2~F4に参戦しているハイテックを持っている。この旅の真のゴールは、F1チームを所有し、全てのカテゴリーに参戦することだろう」

 それはハースを中心とした計画なのか、それとも現時点でどこかのチームに限らない話なのかと訊かれると、ドミトリー・マゼピンは次のように答えた。

「決まっていない。どのチームが成功して、どのチームが失敗するか、2022年の状況を見極めるために皆が時間を取っているので、現在は何の交渉もしていない」

「もし2022年に突然、小さなチームが成功を収めれば、当然その価値や魅力は大きくなるだろう」

 
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