マクラーレン、イギリスGPでフロアなど改良しさらにパフォーマンスアップ? レッドブルや中団チームも続々アップデート
マクラーレンはF1イギリスGPでアップデートを投入。その他チームもマシンの改良を実施している。
Oscar Piastri, McLaren
写真:: Steven Tee / LAT Images via Getty Images
2025年シーズンを圧倒しているマクラーレンだが、F1第12戦イギリスGPでマシンにアップデートを投入した。また、他チームも今戦でアップデートを行なっている。
マクラーレンがイギリスGPでアップデートしたのは、マシンのフロア部分とリヤブレーキダクトインレットの2箇所だ。
レースウィークを前にしたテクニカルノートでは、フロアのアップデートは「全体を改良することで、気流調整の改善と、吸気の再配分を行ない全体的な空力パフォーマンスを向上させた」と説明されている。
またリヤブレーキダクトに関しては、リヤエンドの空力アドバンテージを向上させるだけでなく、全体的な冷却効率と排出を向上させるとチームは説明した。
マクラーレンは第11戦終了時点で、コンストラクターズランキング首位を独走。2番手に207ポイントの大差をつけているが、今回のアップデートでその地位をさらに固めに来たと言えるだろう。
Max Verstappen, Red Bull Racing
Photo by: Sam Bagnall / Sutton Images via Getty Images
ライバルチームもイギリスGPではアップデートを投入している。今季は苦戦気味なレッドブルは、マシンの安定性と一貫性を高めるために、フロアをアップデート。アンダーボディの改良によって、フロア全体の圧力分布が改善されるとチームは説明した。そして新しいフロアフェンスによってそれを強化しているという。
アストンマーティンのアップデートはフロア表面、フロアフェンス、そしてエッジ部分に変更を加えており、さらに新たな上面のボディワークパッケージと組み合わせることで、アンダーボディのパフォーマンスを改善しているという。
フェルナンド・アロンソは今回のパッケージについてイモラ戦でのアップデートよりは小規模になるものの、前回同様に予想以上のパフォーマンスを発揮してくれることを期待していると語った。
「正直に言って、今回はイモラのパッケージよりも小規模(なアップデート)で、フロアのごく僅かな変更で目立つものじゃない。マシン下部のは気づかれないくらいだろう。もちろん、アップデートはどれも歓迎だし、パッケージから最大限の力を引き出せるように頑張るよ」
「イモラ(のアップデート)でもそんなに大きいものじゃなかったけど、風洞の数値よりは効果があったようだ。今回はその時よりは劣ると思うけど、どうなるか見てみよう」
中団グループでは、ハースもフロアをアップデートしている。彼らはマシン下部の気流を再構築して、今季マシンVF-25が抱えてきた高速域での不安定さを弱めようとしている。
Oliver Bearman, Haas F1 Team
Photo by: Zak Mauger / LAT Images via Getty Images
フロアの表面やフロアフェンス、またエッジウイングの小型化などもアップデートに含まれており、その他ではサイドポッドのインレットにも変更が加えられている。
「グリップと安定性が少し向上するはずです。つまり、自信に繋がります」
ハースの小松礼雄代表はそう語った。
「予選とレースの両方で改善されるはずですが、様子を見てみましょう。期待通りに働いてくれるといいですね」
「FP1ではエステバン(オコン)のクルマに装着し、チームで比較検討をするつもりです。それから全てが順調に進めば、FP2でオリバー(ベアマン)もアップデートすることになるでしょう」
その他、レーシングブルズはフロントウイングの上部フラップを小型化し、マシンの前後バランスを調整しすぎることなく、よりパフォーマンスを高くすることを期待している。ウイリアムズはフロアフェンスの改良によってダウンフォース増加を期待しており、ザウバーはフロアとフロントウイングの改良を進めている。
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