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ピットストップはトップチームのレベルにはない……今冬改善を目指すマクラーレン

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ピットストップはトップチームのレベルにはない……今冬改善を目指すマクラーレン
執筆:
2019/11/07 3:00

マクラーレンF1チームは、ピットストップでのミスを減らしスピードアップを図るため、冬の間にその手順と機材の見直しを行うという。

 先日行われたメキシコGPで、マクラーレンのランド・ノリスはピットストップを行った際、左フロントタイヤが完全に装着されない状態で動きだしてしまった。チームはノリスをすぐに止めたものの、ピットロード出口付近まで進んでしまっており、ピットボックスに押し戻して再び作業を行ったことで大きくタイムロスしてしまう。その遅れはあまりにも大きく、結局リタイアすることになった。イタリアGPでも、カルロス・サインツJr.のピットストップの際に、同じようなミスが発生。やはりリタイアしている。

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 チームはこの状況について、トップチームのレベルにはないと考えており、ミスを削減するため、そしてピット作業のスピードアップを図るために、冬の間に改善に取り組むつもりだという。

「ピットストップは、トップチームのレベルにはない部分だ。だから我々にとっては、作業を進めなければならない領域なんだ」

 マクラーレンのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルはそう語る。

「どの部分で改善しなければならないか、それは分かっている」

「まず第一に、我々はより優れた、安定した機材をスタッフに提供しなければならない。その部分は、単純に遅れているのだ。安全面に関しても、ホイールが確実に装着されていない時にマシンが動くことを不可能にする、そういうことも機器に取り入れることができる」

「それは冬の間に取り組もうとしているものだ。ただ、それには時間がかかる。1週間、または1ヵ月でできるようなモノではないんだ。だから、集中すべきことのひとつなんだ。一度それを用意することができれば、タイヤ交換の際に再びリスクを冒すことができるようになる」

「今シーズン初め、人的な部分では、速いピットストップができるということを示せたと思う。我々は大きな一歩を踏み出したんだ。彼らはシーズン中、素晴らしい仕事をしてくれた」

「ただその一方で、問題が発生した場合にそれに対応できない。それに取り組む必要があるんだ」

 ザイドル曰く、新レギュレーションが施行される2021年からは、ピットの装備が標準化される可能性があるものの、マクラーレンは来年に向けて努力しなければならないと語る。

「2021年に何が起きるか、不明確な部分がまだある。2021年から実施される仕様を最終決定するために、議論はまだ進行中なのだ。そして我々は、ピットストップの問題で今季多くのポイントを失った」

「来年やらなければならないことは、しっかりとやらなければならないんだ。同じリスクを背負ったまま、来年のレースに挑みたくはない」

 ザイドルは、アメリカGPで保守的なピットストップを行ったことを認める。

「問題が発生した(メキシコGPの)後、ピットストップに関しては、保守的に行った。なぜなら我々にとって、メキシコでポイントを失った後に、確実なピットストップを行う、確実なレースを行うことが重要だったんだ」

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執筆者 Adam Cooper