マクラーレン、対フェラーリに向け予選パフォーマンス改善が急務。次戦は抜けないモナコ

マクラーレンF1のアンドレアス・ザイドル代表は、今後は予選パフォーマンスを改善することがチームの明確な目標だと語った。

マクラーレン、対フェラーリに向け予選パフォーマンス改善が急務。次戦は抜けないモナコ

 昨年コンストラクターズランキング3位となったマクラーレンは、今季の開幕4戦を終えた時点でも同3番手につけているだけでなく、昨年を上回るペースで得点を積み上げている。

 そんなマクラーレンの今季のライバルとなっているのがフェラーリだ。彼らはマクラーレンと5点差のコンストラクターズ4番手につけており、第4戦スペインGPでは今季初めて1レースの獲得ポイントでマクラーレンを上回った。

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 スペインGPの予選では両チームとも2台揃ってQ3に駒を進めたものの、フェラーリはシャルル・ルクレールが4番手、カルロス・サインツJr.が6番手に入ったのに対し、マクラーレンはダニエル・リカルドが7番手、ランド・ノリスは9番手に留まった。抜きどころの少ないカタルニア・サーキットでのレースでマクラーレンのふたりはそれぞれポジションをひとつ上げたもの、ルクレールが4位、サインツJr.が7位に入ったフェラーリに点差を縮められた格好だ。

 マクラーレンは今季、レースペースは秀でているものの予選ではライバルに対して後れを取ることが多い。ノリスは開幕4レースで3度トップ5フィニッシュをしているが、予選の最高位は7番手であることからも、その傾向が見てとれる。次戦の舞台はコース上での追い抜きが極めて難しいことで知られるモナコGPであり、予選で好位置につけることが必須となってくる。

 マクラーレンのチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルも、予選パフォーマンスの改善が今後に向けた明確な目標であることを認めた。

「今回のレースウィークエンドを見てみると、フェラーリもレースで強かったことを認めざるを得ない。ただシーズン全体を見ると、我々が土曜日(の予選)をもっと良い順位で終えなければいけないのは明らかだ」

「後ろからのプレッシャーがないスティントを走ることができれば、日曜(のレース)がかなり楽になる。今年に関しては、良いスタートを決めたり1周目で順位を上げることで本来我々が望んでいたポジションに戻れたりしたので、何とかなっていた」

「目標は明確だ。我々は土曜日をもっと良い位置で終えたい。つまるところマシンのポテンシャル通りのポジションで土曜日を終えたいのだ」

 ザイドルはまた、スペインGPでフェラーリのレースペースが良かったことには驚かなかったとして、マクラーレンが何とか12ポイントを持ち帰ってこられたことには満足していると語った。

「バルセロナでのレースを7番手と9番手でスタートして、前のマシンにトラブルなどが起きなかった中で6位と8位でフィニッシュした。喜ぶべきだと思う」

「フェラーリがとても強力だった週末において、12ポイントを獲得できたことは重要だ。コンストラクターズ選手権では(フェラーリに対して)6ポイントしか失っていない」

「フェラーリとの僅差の戦いが見られるのは素晴らしいことだし、この3番手争いに留まっていくためには今後のレースでアップデートを続けることが重要だ」

「今週末は比較的苦戦したにも関わらず、まだ3番手を維持できているのは良いことだ。しかしこれからも彼らとの長い戦いが待ち受けているだろう」

 

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